ザギンの雪
- By jin
- In art landscape
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- On 24 1月 | '2012
ハイハイ今回もやってまいりましたvivaテラソ!ダンボールを素材にした異色の彫刻家・本濃研太氏登場です。にしてもみんなヨ〜やるわ〜なんか魔除け的気配漂わせてる作品もチラホラ。玄関などに飾るとよいのではないでしょうか。詳細記録は近々テラソサイトでアップされますので、取り急ぎさわりをご紹介。ぼくも今回は本気モードでいっしょに作っちゃいました…(気が向いたらまたあとで紹介します)*やはり今回も出来上がったお面を携えて電車にて帰宅組のツワモノさん、いらっしゃいました…イイと思います。どんどんシロイ目でみられちゃいましょう!あと、今回は撮影会が盛り上がりましたね。
一泊二日とんぼ返りで上京。ギャラリー猫町「国芳トリビュート展」オープニング兼新年会に急遽参加。参加作家の小澤氏+松本さんのギャラリートークにも加わるようにとのオーナーからの予定外のお達しがあり、国芳は好きだが他のお二人に比して作品に全然トリビュート感がないので付け焼き刃ながら東京に着いたその足で六本木に向かい、ちょうど展示替え初日の森アーツセンター「国芳展」にて情報収集・目の保養。芸風はまったく違うが昨年見た狩野一信さんといい、国芳一派に限らないがこうした浮世絵の系譜といい、江戸のこの手の面々はかくも人生を面白おかしく豊かに生き抜いていたものかと感服するのだ。そしていずれも表現のレベルが半端じゃない。あまりに完成されすぎていて江戸期の浮世絵版画とはこういうものサと、ともすれば当然のごとく流してしまいそうだが、絵師も絵師なら彫り師も彫り師…もちろん摺り師も版元もヤツらってホント…。150年ほど前のあのオッサンたちとユニットが組みたい!。相手にしてくれるかな…、国芳一派に名を連ねるなら少しダジャレのセンスも必要みたいだ。国芳さんて界王さまみたいなタイプかもね。
二人展タイトル「天地化身」の僕の解釈は以下の通り。
タイトルは「天地化身」。GAKU氏のアイディアです。どういう意味かというと…それを僕がこれから考えます。さて大変遅くなりましたが年賀状をいただいた方々、ありがとうございました。時節柄鏡開きも過ぎたという本日以下二人展ご案内を、お年賀に差し替えさせていただきまして発送した次第。思えば年をまたぎ、連日10時間ほど筆をにぎって(にぎったままボーっとしてたりもする)いるにもかかわらず、あまりに筆が遅く、あわよくば二人展に間に合えばなどといい加減なスケジュールを虚構してみたもののムリなものはムリ。10日目を過ぎたところで緊張の糸が一気に緩み(キレてはいません…ちょっとだけゆるんだのね)この2日ほどの筆休め也。…以上お年賀の返信遅延のささやかな言い訳とご理解いただいて結構。ということで今年もあらためてよろしくです!
以下展覧会情報
神林學×ナカムラジン「天地化身」1/23(月)〜2/4(土)ギャラリー・オカベ(東京・銀座)初日1/23,5:00pmよりオープニングパーティー/篠笛奏者・ことさんのミニコンサート/6:00くらいから。