Date: 6月 26th, 2017
Cate: book, log

続編から読む。

酔い覚ましに立ち寄った阪急京都線大宮駅の地上階にある本屋の平積みコーナーで、ふと目に留まった文庫本のタイトルは「冬虫夏草」。フユムシナツクサ…いやトウチュウカソウ…か、どちらにしても??。この虫なのか花なのかビミョーな感じの題目が妙に気になり手に取って数行黙読し、なんかイケそうな気がしてレジへ直行。そこから徒歩4分のホテルにもどり結局数ページ読んでそのまま寝てしまい、きちんと読み通したのは長野に戻った1週間後だった。

おそらく明治期の、ある物書きの日常が描かれているに過ぎないのだが、その日常がどこかヘン。現代のぼくらから見ると本当はだいぶヘンなのだろうけれど、おそらく筆者の品格のあり細部にまで心を砕いた言葉の紡ぎ方故だと思うが、“そんなこともあるよね…”と思ってしまう不思議。主人公が印象深い邂逅を果たす河童の少年も、天狗も、幽霊も、赤龍も、そして鈴鹿山中で宿を営むイワナの夫婦も。言葉にするとやはりオカシイ。スピリチャルといえばそうかもしれないが、なんか平凡なのである。平凡で美しい霊性。少し以前に読んだ泉鏡花の「高野聖」とはまたひと味ちがうのだなぁ。

“目に見えないモノ”をぼくらはどう処理するのか。友人の尊敬するお坊さんは真剣な表情で「信じるというようりそのように“理解”している」と言った。「ある」と思った瞬間にソレは「存在する」と、妖怪を生涯描き続けた漫画家のおじいさんは言っていた…ような記憶がある。そして何も見えない僕は「あってほしい、いたらいいな…」と思っている。

結局モノノケも神さんも仏さんもだれも見たことないじゃん!…実証的世界ではそういことになっている。でもね一方で「なんで人を殺しちゃいけないの?」の答えを倫理でも常識でもなく「祟りがあるからだよ」って言われたらとりあえず震え上がるほど納得しちゃう。全編「花」のなまえのタイトルで綴られる主人公の風変わりな日常は、たとえば現実的な閉じられた世界も、あるいは暗闇のなかでとらわれる禍々しい不安な感情も、そのどちらも穏やかに解きほぐしてくれるような気がするのです。

このささやかな冒険譚は実は続編であったことに読み終えてから気づく。読み始めてどうも設定がイマイチ不明でお話においていかれてる感があったのはそのためであった。しかし続編から読むというのはわるくない。逆に詳細な説明をさきにされてしまうと興ざめということもあるし。かのスターウォーズもエピソード4から始まってるしね。

また脇役たちの話す京言葉も1週間滞在した旅の風情も重ね合わさり物語のリアルな日常に介入できたし、余談だが話のなかに自分が住まう信州佐久のエピソードが盛り込まれており不思議な縁を感じてしまった。何れにしても我がココロの10冊にエントリーしたい1冊であるぞ!たぶん。

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Date: 6月 20th, 2017
Cate: log

東京銭湯考

少し以前のことだが、展覧会準備のため珍しく都内のビジネスホテルを利用した折り、ホテルの宿泊券に近くの温泉チケットがついていたので利用してみた(実はめっちゃ温泉好き)。都内で温泉のイメージはなかったのだが最近は大手町あたりの新設超高級ホテルでも温泉がでるとかで、とにかく関東ローム層は深くさえ掘ればでるらしい。

さて件の銭湯は池上線蓮沼駅近くにあるその名も「はすぬま温泉」。ホテルから徒歩5分程度とあったが土地勘もない深夜の下町、加えて渡されたいい加減な地図。案の定10分歩くが到着しない。折しも前方の暗闇からグッドタイミングでお巡りさんが自転車にのって現れたのですかさず呼び止め尋ねてみる。フツーなら逆に職質されてもおかしくないシチュエーションなのだが今回は先手を打って聞いたった。僕を良心的な一般市民と認識してくれたらしくきわめて丁寧に銭湯の前までご案内いただき助かった次第。お務めご苦労様でした。

たしか時刻はすでに日をまたごうとしていたのだが深夜1時まで営業ということで、脱衣場に入ってみるとさすがに誰もおらずガラスを隔てた洗い場の方に人ひとりの影が見えるのみ。スッポンポンになって中に入るとおじさんが一人せっせと泡まみれになってカラダを洗浄中。さて僕もと蛇口の前に座って気がつく。シャンプーもボディーソープも置いてない…そっかー銭湯って自分で持ってくんのかー…。僕の地元の立ち寄り温泉はほぼ100%その類いは全ての鏡の前に用意されていてタオル1本で行っても全く問題ないんだけど、そっかー銭湯て子どもの頃行ったきりだもんなー…。仕方がないので白湯のみで体を流し湯船につかる。

もちろんホテルのユニットバスなんかとは比べるべくもなく心地よいわけだが、なんとここの源泉は黒い(黒くない湯船もある)。あとで番台のお兄ちゃんに聞いてみたら海藻やらなんやらいろんな成分が交じってこんな感じらしい。あ、ちなみに番台は脱衣所の中には面しておらず入り口のロビー、男湯女湯の暖簾の前にある。なので番台さんが若いお兄ちゃんでも女性客はぜんぜん大丈夫な感じ。小学生の頃は番台さんて特権だよねー、なんか資格とかいるんかなーなんてて思ってましたが。

そんなわけで黒いお風呂に入ったり、泡ぶくのお風呂につかったり、ちょっとした露天風呂もあったのであっちこっちフラフラしながら、とわいっても酔いを冷ましながらのせいぜい30分。ま、それはいいんです。ナカムラの湯のつかり方なんかどうでもいいんですが、僕が洗い場に入ったときに体をゴシゴシしていたおじさん、僕がもういいでしょうと脱衣に場戻るまでのその間ずぅーーーっと洗い続けておりましたのです。たまたま同じ湯船につかろうものなら「お近くなんですかぁ?」などと通り一遍の一言もかけようものをと思っていたがまったく接点なし。一体どこを洗えばそんなに時間がかかるのだろう。60年代の長髪ヒッピー兄ちゃんだったらもしかしたらリンスしたりとかトリートメントしたりとかそりゃそこそこお時間も必要かもだが、頭髪の感じもそれほど手間がかかる雰囲気でもなかったし。

そして僕は思った。世のオッサンたちは、やれオヤジ臭がどうの加齢臭がどうのと揶揄されて久しいけれど、実はもしかしてめっちゃキレイ好きな種族なんじゃないかと。アライグマなみの習性でマジで一皮剥けるほどの清廉潔白を日々旨としているのではないかと。これはオヤジの見方をかえた方いいんじゃないかと、ていうかむしろオヤジを見習え!

濡れたアタマを渇かそうと大鏡の前のドライヤーを握りしめた瞬間「3分30円」の文字が目に入る。ポケットには湯上がり用のフルーツ牛乳代のコインしか入ってなかったので夜風で渇かすことにして脱衣場を出る。振り返るとおじさんは水滴で曇ったガラスの向こうの定位置をまだ動いてはいなかった。

Date: 6月 1st, 2017
Cate: art, event, exhibition, 未分類

T-shirt50 JIN NAKAMURA EXHIBITION 2017

DMはだいぶ前にできてたんだけどまたまた告知が遅くなってしまいました。

T-shirt50 JIN NAKAMURA EXHIBITION 2017
2017,6月6日(火)→ 6月12日(月)10:00am→5:00pm
四代目・町家ギャラリー「伊助」
〒602-8463 京都市上京区元誓願寺通り浄福寺西入革堂町447 tel075-451-5303
(千本今出川南へ二筋目東へ内藤医院手前)
●市バス〈千本今出川〉下車(6、10、46、50、51、55、59、101、102、、201、203、206)

多彩なアート表現活動を続けて30余年。美術家ナカムラジンの
今回描き下ろし手描きTシャツ50点。
オシャレでキッチュな、世界で一つだけの貴方のjin’sTシャツを
是非どうぞお選びくださいませ。
…..
と、DMには書いてある。

なわけでこの度Tシャツ50枚描きました。もはや修行か思われるほどの勢いで慣れない綿の生地に描き続けたわけですが、それを後輩の画家にドヤ顔で話したところ「50枚くらいじゃ修行っていわないんじゃないかなぁ…」て。こいつぅ〜…俺だってナー、日々あんなことやこんなこと、そんなことやどんなこと…しながらの50枚ぞ!と一瞬反論に転じようと思いましたが、ちょっと冷静に考えてみると、確かに。修行ってのはそんなんじゃないか。かの空海は室戸岬の波打ち際の洞窟に籠もり虚空蔵求聞持法にてその真言を一日1万回を100日間計100万回唱えることで尋常じゃない記憶力を得たというし。桁がちがうかたかが50枚と謙虚な僕は納得。ま、されど50枚。それはそれで自分的には多少の発見やら面白みも見つけたりして今後はTシャツ作家として暗躍するのも面白かろうなどと一瞬よからぬことも考えちゃいそうでしたが、これ以上引き出し増やしてどうすんの。基本的にこれからは引き算でいこうと思っていた矢先なんだからさ。ということでこの度限定のナカムラTシャツ、夏本番直前のしっとりした京都でお楽しみください。
陶器とか本画作品も少し持っていきます。
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Date: 3月 9th, 2017
Cate: art, log

胼胝

右手の中指第一関節内側に胼胝(たこ)ができた。筆だこである。2016年師走後半位からほぼ毎日面相筆をにぎり続けた結果なのだ。生まれてこの方こんなに描き続けていることはない。ま、かといって絵が劇的に上手くなった…とかいうことでもないのだが。

ふと北斎翁の言葉がうかぶ。
「70歳以前までに描いた絵は取るに足らないもの…80歳ではさらに成長し、90歳で絵の奥意を極め、100歳で神妙の域に到達し、云々…」

かの巨匠と比するにはあまりに僭越ではあるが、自分はどうであったろう。もちろんこれまで無為に過ごしたわけでもなく、何かしらを我が掌から生み出してはいたものの、今思えば全く志の低い2〜30代があり、興味本位に様々なメディア・手法に手を染め、おかげで引き出しの数は増えたけど「何かひとスジ」の凄みの見当たらない40代を終えようとする頃、それでもなんとか描きたいものがみつかり、やっと絵を描くことときちんと向き合おうと思い始めた50代。この半世紀、北斎翁の言うまさに取るにたらなぬ時期であり、そして今もなおその最中。

己の怠惰を棚に上げ、ただただ後悔を並べ連ねるつもりではない。もちろん若い時期に今の心境に気づいていればと思わぬでもないが、べつに芸事だけが人生でもなく、ずいぶんと遠回りをしたような気もするが、絵はただ運筆の技のみで描くものでもなかろうからまあいいや。まっさらな画布に向き合うとき、その潔白を我が手で染め汚すことなど何のためらいもない自分はすでにあるわけだし。イメージはその出番を待って手の内で絶えず混沌としているのだ。

北斎の人生設計になぞらえば70までの“取るに足らない期”脱出まで残り15年弱の更なる修行が必要となる。たしかにこんなふうに筆だこができるほどの勢いで15年も描き続ければもう少しマシな作品を描けるやも知れぬ。が、果たしてそこまでこの現世にとどまっていられるものだろうか。その辺は自分の意志でどうこうなるものでもなし、結局北斎も神技を得るには至らなかったものね。

「結果を出す…」と言うが、結果には良い結果もあればそうでない結果もあるのだ。しかしそれがなんだ。努力は報われないと知るが、しかしそれも何だ。「どうなるか」は自分ではどうしようもないけれど、それでも「どうするか」の選択は可能だものね。

遊びをせんとや生まれけむ…

諸行無常

Life is no meaning

皆同じでいいんじゃない、そしてやっぱり Keep on!

嗚呼…珍しく指にタコなんかできたもんだからこんなことつい…。

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Date: 2月 22nd, 2017
Cate: art, exhibition

Exhubition 2017

Blog投稿もだいぶご無沙汰してしまいました。とりあえず本年度展覧会スケジュールをアップしておきます。

ナカムラジン展「偶像寓意花鳥図譜」3月22日(水)〜4月4日(火)
会場 : 日本橋三越本店 本館6階 アートスポット
*今回は“草木国土悉皆成仏”を感じ花鳥図を描きます。
「百段・和み猫美術展」4月26日(水)〜5月14日(日)会場 :目黒雅叙園
6月個展  京都・町家ギャラリー「四代目 伊助」
7月「真澄Artist Labe展」ガレリア表参道(長野)
8月「N-Art展2017」ガレリア表参道(長野)
秋以降調整中展覧会2〜3企画…、と気がついたらまたハードスケジュールですがしっかりとやりきりたいと思います。
なお、「心に響く現代的仏像・仏画展」は今月いっぱい京王プラザホテル(新宿)ロビーギャラリーにて開催中です。
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Date: 10月 29th, 2016
Cate: art, exhibition

「偶像図録」

ナカムラジン展「偶像図録」2061.11/4(金)〜11/13(日)LIBRE(リブレ)11:00〜19:00(11/7月曜休廊)
〒113-0031 東京都文京区根津2-29-4 tel:03-3827-1925

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Date: 10月 27th, 2016
Cate: art, exhibition, shop

「楽しい器展」ご報告

先に紹介しました「楽しい器展」(日本橋高島屋)無事終了いたしました。
このようなデパートでの展覧会は企画展作家の一作家としての参加などは毎年ささやかに継続させていただいたりしてますが、二人展というカタチながら個人名を冠した展覧会は実は始めてでして、どことなくアンダーグラウンドな性分での展開が身に付いてるせいか、キレイなエレベーター嬢がわんさかわんさかお客様を目の前までお連れしてきてくれる(実際会場はそういう場所でした)ような晴れやかな場所ではまことに恐縮というか、こんな芸風いいんでしょうかココで…などとコソコソしたところで隠れる場所もなく、日々どこかぎこちない所作で接客(のようなモノ)をさせていただいた次第であります。

実際作家などというものはモノを生み出すのはまあある程度はできるわけですが、それを売る行為となるとまったく成す術無し…などということはママありがちで、しかし粗大ゴミ作ってるわけではないし、自身をもって生み出しているのであれば最後まで責任もって誰かにお届けするという作業までホントは必要でしょ、と予々思ってもおりますもので。そういう観点ではとても良い社会勉強になりました。

こと陶器の仕事についてはどうせ独学だし(ま、他の仕事もほとんどそうなんだけど)未だにロクロ同じ大きさに引けないし、ヘンな絵そこら中に描いてあるし、オーガニックでもロハスでもないし、エコっぽくもないし、しんぷるいずべすとでもないし、コテコテだし…と、だからたぶん超マニアックな方々のみの御用達と達観し、たいした野望もなく、ちょっとしたスキマにでも入り込めればいいやというような気分で実際ささやかに制作しているわけですが、さすがにそこは日本橋。老舗の百貨店でございます。老若男女しかも多国籍不特定多数の方々目の前を通り過ぎれば、そりゃあなかには派手な食虫植物に惹かれるように不覚にもムム…っと立ち止まってしまう有り難いカスタマーもいらっしゃるというもの。

いまはなき高島屋ニューヨーク支店をふと懐かしがってふらっと立ち寄ってしまったツーリストの米国人ご家族もそんな方々の内。長男のマグカップお二つ即決から始まりパパママそれぞれお隣亜細亜の大国な方々並のご購入(…で、べつにここを自慢したいわけではないのです)最後にママが頭を抱えて「どうしよー…こんなに買っちゃって〜(半泣)…でも、アートだからイイのよね!」と自分に言い聞かせてカード決済。

ナカムラはちっとだけ感動しました。「アートだからいい」「アートだから許してもらえる(←誰にかはわからんけど)」
日本人はまず言わないセリフだなー。もちろん自分は器をアートだと思って作ってはいません。先にも書きましたがそのようにしか作れないからそうなっているだけなのです。でもなんかうれしい。

実はここ数年、自分が作家として一番最終的に取り組んでみたいテーマが見つかったこともあり、陶器の仕事は縮小していこうと思っていたのです。生き抜くためだったりチャレンジのためだったりで広げに広げた引き出しを大切な一つのために凝縮させていこうと考えたのです。それは自分の心のつぶやきであって特に公言したつもりはなかったのだけれど昨年久しぶりに個展を見に来ていただいたギャラリーの方に「もう器はやらないのですか?」と問われ、この時もちょっと心がうごきました。前言撤回(こういところが節操がない)。モノヅクリを生業にしているものにとってなんというありがたいお言葉と。

オファーがあったらごちゃごちゃ言ってないで作りゃあいいじゃん!

とは言っても50半ばを過ぎたオッサンです。力まかせで無尽蔵には作れません。たくさんは作れないかもしれませんが自分が納得いくもの、手元に置いていただく方々に恥ずかしくないものを1点でも多く残していけたらいいなと思った日本橋の一週間でした。

今回のご縁をいただいた全ての方々に感謝!

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Date: 10月 17th, 2016
Cate: art, exhibition, gallery

「楽しい器展」

「楽しい器展」
10月19日(水)→25日(火)*最終日は午後5時閉場。
日本橋 島屋7階 ギャラリー暮しの工芸

中村_校正

Date: 9月 27th, 2016
Cate: art, culture, event, exhibition

ウルトラ怪獣墓場展

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第一回「追分ビエンナーレ」も好評の内に終了し、ナカムラもいよいよ2016後半、怒濤の展覧会シーズンに突入です。月が変わって10月初旬の「ウルトラ怪獣墓場展」からのシーズンスタート。まずは今注目の“ナカメ”…目黒川界隈に2014年にオープンの企業コラボ型のアートの拠点MDP GALLERYにての開催。

今年ご縁が会って2度目の企画展参加となりますが、今回は今年「ウルトラマン50周年」いうことで円谷プロ公認企画「ウルトラ怪獣墓場展」に参加ということになりました。ま、ウルトラマンの前身ともいうべき「ウルトラQ」以来の世代ですからね、着想を得る拠り所としてはなんの違和感もないわけで、しかも今回はオフォシャルということで、ということはアンダーグラウンドではないということで…だからやり放題(あ、でも一応作品イメージはちゃんと円谷プロ企画会議のフィルターは通っているようです)…ということで、しかも会議資料用に提出した下図原稿が思いもかけずDMイメージに使っていただいたりして誠に光栄の至りなのであります。

今回の展覧会テーマの「ウルトラ怪獣墓場展」は以下(MDP GALLERYサイトより一部引用)のコンセプトで企画されています。
「…ウルトラ怪獣には悪い者もいるけど、そうでない者もいるという多様性は「ウルトラマンシリーズ」が描く重要なテーマと言え、本企画はそれを前提に、ウルトラ怪獣たちへの畏敬の念を込めて、様々なアーティストによるウルトラ怪獣をモチーフとした新作作品を発表展示して頂きます。」

ヒーロもいいけど“ヒール”こそ魅かれるものがあるということですよ。モンスターやエイリアンなのにある意味人間以上に人間らしかったりして…。というわけで、今回僕が構想した偶像は「鎮魂獣Noah」。ウルトラヒーローに倒された怪獣の魂たちが最後にたどり着くとされる宇宙のどこかにある定常的な空間の歪み「怪獣墓場」の守護神とも言えるモノ。形態の基本ベースはバルタン星人としましたが数々の怪獣たちの遺伝子の集合体という設定にしました。そしてやっぱりどこか仏画的。是非実物をご覧ください。そして他の作家の方々のウルトラ怪獣作品もとても楽しみです!

会場:MDP GALLERY 東京都目黒区青葉台1-14-18)&目黒川沿いのSUB会場
期間:10月8日(土)~10月30日(日) *レセプション 10月8日19時~21時(MDP Gallery) *アルカス広場レセプション 17時~19時
時間:11:00~19:00(本展示に限り月曜のみ休廊)
お問い合わせ先:MDPGallery 03-3462-0682
所在地:東京都目黒区青葉台1-14-18 1F
アクセス:東急東横線 中目黒駅正面出口より徒歩8分
URL: http://mdpgallery.com

Date: 8月 6th, 2016
Cate: art, exhibition, NAGANO

仏果山海圖屏風

仏果山海圖屏風「山圖」…2年越の完成です。冷静に考えると生まれて初めて取り組みこのサイズ。マナブこと多かったなー…。

開催中のN-artに出展中です。

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