tribute
- By jin
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- On 20 1月 | '2012
一泊二日とんぼ返りで上京。ギャラリー猫町「国芳トリビュート展」オープニング兼新年会に急遽参加。参加作家の小澤氏+松本さんのギャラリートークにも加わるようにとのオーナーからの予定外のお達しがあり、国芳は好きだが他のお二人に比して作品に全然トリビュート感がないので付け焼き刃ながら東京に着いたその足で六本木に向かい、ちょうど展示替え初日の森アーツセンター「国芳展」にて情報収集・目の保養。芸風はまったく違うが昨年見た狩野一信さんといい、国芳一派に限らないがこうした浮世絵の系譜といい、江戸のこの手の面々はかくも人生を面白おかしく豊かに生き抜いていたものかと感服するのだ。そしていずれも表現のレベルが半端じゃない。あまりに完成されすぎていて江戸期の浮世絵版画とはこういうものサと、ともすれば当然のごとく流してしまいそうだが、絵師も絵師なら彫り師も彫り師…もちろん摺り師も版元もヤツらってホント…。150年ほど前のあのオッサンたちとユニットが組みたい!。相手にしてくれるかな…、国芳一派に名を連ねるなら少しダジャレのセンスも必要みたいだ。国芳さんて界王さまみたいなタイプかもね。