Jin Nakamura log

Posts in the gallery category

楽しいうつわ展

今年最初の展覧会です。

3月21日(水・祝)〜27(火)日本橋高島屋7F  ギャラリー暮らしの工芸(企画・器スタジオTRY)

「楽しいうつわ展」昨年に続き2回目の開催です。もともとアート表現の一つのメディアとして古伊万里・古九谷の圖像世界に着想を得て始めた事です。「なんとなく古伊万里・ビミョーに古九谷」などという奇をてらった(でも実際そんな感じ)キャッチフレーズをつけたこともありました。何より器の表面をこれでもかってほどソレらしき圖像で埋め尽くすのに時間がかかっちゃうし、常時制作してるわけではないのでなかなかたくさんは作れないので年に1、2度の発表となりますが新作印判圖像も増やして頑張りたいと思います。

18304

N-ART展2017

第7回 N-ART展 2017
会期/2017年7月29日(土)~8月14日(月)

■出品作家
小山利枝子(長野市)ナカムラジン(御代田町)上田暁子(小諸市)更級真梨子(八王子市)
[特別出品]根岸芳郎(岡谷市)

■ギャラリートーク
8月5日(土) 14:00~15:30
ゲスト:本江邦夫(美術史家・多摩美術大学教授)

■オープニングパーティー
8月5日(土) 16:00~お気軽にご参加ください。

17728

N-ART 2016

第6回 N-ART展 2016
2016年7月31日(日)~14日(日)◎定休日8/3(水)・10日(水) 10:00a.m.〜6:00p.m.(日曜・祝日および最終日は5時終了)

出品作家■小山利枝子/ナカムラジン/中山徳幸/間島秀徳/疋田義明/上田暁子

ガレリア表参道/長野市東後町21番地グランドハイツ表参道弐番館B1F/026-217-7660

+

6回目を迎えました「N-アート展」ますます見ごたえを増しております。ナカムラは今回今年2月に浅間縄文ミュージアムで展示しました縄文アイドルのデザイン画、小布施町の曹洞宗の古刹・玄照寺に納めます四曲屏風などを展示しております。是非ご高覧ください。

16801

 

境内アート2016がお開きとなったおもいきや、呑み疲れ+睡眠不足のぐだくだの態のまま休む間もなく軽井沢ニューアートミュージアムにて企画展「Challenge wall」の搬入展示。50代後半に突入したOssanなのによくもつよカラダ…と思われますが実は境内で2日にわたり気を入れてもらったので案外大丈夫。ということで以下パンフより抜粋。(隈研吾氏の苔の森チャペルも必見です)

今やミュージアムショップは美術館のメインの展覧会とあわせて楽しむアートファン必見のスポットです。そんなご期待に応えるべく当館もオープン以来ショップ内容の充実に努めてまいりましたが、今回ショップ内の展示スペースを新しい表現の場として解放し、自らもアートファンと自称するショップスタッフ一押しの作家たちを紹介していく、アーティストとショップスタッフお互いにとっての「挑戦」という意味を込めた「Challenge wall」という企画をたちあげました。 初回は未成熟な“少女”の魅力を描き続ける飯島洋子、花というモチーフの美を生命の波動に展開する小山利枝子、多彩な表現を続けるなかで近年新しい仏画世界を極めようとするナカムラジンの3名の作家を紹介いたします。楽しいアートグッズに囲まれた中でお気軽にお楽しみください。今後はアーティスト提案のミュージアムグッズなども手がけながら定期的に継続してまいります。お見逃しなく!

CW校了_確認用低解像度

本日「油や」2015年営業最終日となりました。今年は思いがけず制作に追われる日々が続き(現在進行形ですが)、油やに顔を出す機会もぐっと少なくなってしまいちょっと反省(3分だけ)。ま、それはそれとして間をあけず年末に向かって展覧会が続きますので順次告知いたします。

「ナカムラジン展/陶から紙へ、紙から陶へ。」11月6日(金)〜12(木)/6・12日在廊

古今東西・花鳥風月…亜細亜の果ての島国に、集まる圖像を綯い交ぜに。遊び尽くして紙から陶へ、描き尽くして陶から紙へ。

器スタジオTRY/東京都新宿区中落合1-20-16/03-3360-3155

151103

女時

そいや二天背合圖、こんな感じに仕上がっとります。以前のブログにも書いた通り絵の左右(柱)と中廻し(天地部分)は染織家の岡本直子氏が染めてくれたものだが、彼女、実は本画を見ずにこの橙に染めている。これから来る絵はコレでいいんだと思ったらしい。まったく女性の受信能力には驚かされることが多いな。本来女性の脳はそのように発達してるらしいが逆に男はその能力が劣る代わりに送信能力は高い…オレが、オレが…て感覚かな、よく言えば社会性。さて現代、男性は草食系の皮を被りヒキコモクンのキャラを心地よしと演ずれば、それは数少ないオトコの能力をことごとく放棄したに等しく、唯一女性に勝るのは腕相撲がチト強いということくらいになりさがった…というわけでまったくイイとこ無し。まさに「女時」の時代なり。僕もアーティストで生きようとするならば我が身の中に潜むオンナを磨かねばならない…のかしら、といってもついダンゴムシ拾ってきちゃうしなぁ。

このお軸、17日まで開催の『春を待つ食卓』テーブルウェア展(えすぱすミラボオ)に賛助出品として展示中です。お近くの方は是非。春らしいイイ感じのうつわにも出会えますよ。

2人展だったんだろね?…DMをデザインしてるときから「アレ?」って。芸風もちがうしさ、少女と仏画だしな、しいていえば共通点はヒトガタ?…てそれもおおまかすぎるだろ。で、搬入時に今回の相方に聞いてみたところ(いまさらそれもどうかと思ったが)判明した理由は…そうだ企画者がじつはいたんだった。TOPOSディレクターM氏、忘れてた。数年前に場とアート表現をコンセプトに始まったTOPOSプロジェクト。その中のコラボ企画の一つとしてヤツが組んでいたのだが予定していた会場がなくなっちゃって企画は自然消滅。でもせっかくだから別んとこでやる?(この段階から僕らの自主企画)ってなってミラボオ、だったわけです。

てなわけで相も変わらずすべては忘却の彼方へ。でもまあいいんです、きっかけなんてなんでもさ。相方は震災以来再びちゃんと絵を描くことと向き合えそうな気配にたどりついたみたいだし、僕も3ヶ月もかかったけど菩薩を1枚なんとか仕上げることができたわけで。そうやって歩き始めた理由は忘れちゃっても、今歩んでる事実はココにある。過去も未来も無く今がある幸せってあるよね。刹那的って大切なことですよ。

会期中会場に足を運んでいただいた皆さまありがとうございました。先週搬入時かるく放射能鬱を罹患したと持ってましたがやはり調子にのりすぎた飲み疲れによる肝機能低下と判明して(自己判断)よかったです。さてこれからどうしましょう…とりあえず描き始めた弥勒を仕上げ、薪を割り、油やプロジェクトもいよいよ暖気運転終了、沙庭も来期に向けていろいろたくわえないとだし、境内アートもいよいよ10周年に向けて募集開始。そうそう、明日と来週はVIVAテラソも続くのです、とかとかね。お〜だいじょぶか…

bodhisattva 如意 2012/photo:Torico Printmaking Studio/Naoto Kimura

tamayura

NAKAMURA Jin+IIJIMA Yoko Exhibition [tamayura]
+
10/16(火)〜25(木)11:30~19:00(最終日~17:00)
10月16日(火)は17時からオープニングパーティを開催いたします。
+
ナカムラジンは永く内にとどめたBuddhismArtに向き合おうとする。
いいじまようこは一貫して少女たちのその切なき眼差しを描き続ける。
玉響◎連綿と続く時の中でヒトガタはタマシイの一瞬のイレモノ…
そのたまゆらのごとき一瞬に彼らが何を想い何を描くのか。
+
えすぱす ミラボオ            
〒162-0825 東京都新宿区神楽坂6-36-1 神楽坂ビル2F
TEL/FAX:03-6228-1884
E-mail:e.mirabeau@gmail.com URL:http://espace-mirabeau.blogspot.com/
油やプロジェクト本館1F油や回廊「ART PROJECT 沙庭」では本年度締めくくりの展覧会として10/7〜11/4まで5人のアーティストと1人のリトグラフ刷り師による協動企画「Lithograph-Black & White 5-Artists 2012」を開催します。
リトグラフ刷り師◎梅田明雄(梅田版画工房
イメージサイズ62×73mmのリトグラフ刷版に作家が直接描画し、刷り師が一作づつ丁寧に製版し10部限定の版画作品に仕上げます。画家・イラストレーター・造形作家等それぞれのジャンルで活躍する作家たちの個性的な表現と版画作品の魅力をお楽しみください。
10/13日(土)4:30より
上記参加作家+刷り師の梅田明雄氏によるアーティストトークを交えたギャラリーパーティーを開催いたします。
*パーティーのお料理担当は9月のお食事会でも好評をいただきました参加作家のひとりで料理人でもある玻那さん担当(油や回廊内「追分料理屋・蝙蝠共催)
*当日同じく油や回廊内スタジオトリコさんのご協力により今回のリトグラフ制作の記録映像も公開いたします。
 会場は沙庭+Torico Printmaking Studio同時開催予定。
【当日スケジュール】
4:30より映像を交えたアーティストトーク(30〜40分程度/参加自由・無料)
5:00過ぎよりギャラリーパーティー◎会費:2,000円(お料理+1ドリンク/定員20名程度/ご予約の方のみ)
*お酒はお好みで持ち寄りOK(というか大歓迎!)
*昭和の文豪も泊まった油やは15人まででしたら素泊まりの宿泊も可能です(要予約)。
一泊一部屋お二人以上でご利用の場合:3,150円(一人一部屋使用の場合:5,250円)
*翌日14(日)は秋の追分名物「きのこ祭り」が今年は中止になりましたので油やエントランスに導入された薪ストーブにて、きのこ汁のふるまいも予定しております。秋の軽井沢、おいしいお料理とアート語らいませんか。ご参加お待ちしております。