Jin Nakamura log

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おなじみのコピーではじまる美術家・ナカムラジンの古典でポップな面白色絵と印判陶磁器。
約2年に一度、恒例裏渋谷円山町路地裏不思議店irodoriyaさんでの個展です。

2019 11/2(土)~ 11/10(日)
OPEN/pm1時〜7時*最終日pm5時半まで。会期中休/水,木
https://ameblo.jp/irodoriyama
東京都渋谷区円山町14-11ニューライオンズ渋谷102 TEL/FAX:03-3462-2321

右隻

 

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「仏果山海圖屏風」。制作開始から都合4年が過ぎようとしている。4月月20日、第16回「境内アート」にはギリなんとか。さすがに表装までは間に合わなかったが原画の完成は目指しています。玄照寺第二十三世住職葦澤義文氏の讃もいただきました。是非お出かけいただきご覧下さい。

 

 

 

N-ART2018

一応高原、浅間山麓ジモティは日中「暑い…」をチカラなく繰り返しているが、全国の酷暑地の方々には申し訳ないくらいの、せいぜいいって30℃前後、とくに寝苦しい夜もなし。ただなまじそんなだから冷房設備のないウチも少なくなし。なので僕も日々正午を過ぎると窓全開の仕事場で上半身裸体、古代エジプト人か裸の大将のようないでたちで絵筆をにぎっている今日この頃。

なぜそうまでして絵筆を走らせてるかというと、今年もやってまいりますMid OBON直前のN-ART。長野の旬のアート事情を紹介して8年目。8/4(土)は長野の真夏の祭事「びんずる祭り」のさなか恒例の“愛をもってアートを斬る”本江教授による辛口ギャラリートークも開催。引き続きオープニングパーティーもありますので、びんずる素見しながらぜひお出かけください。

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第8回 N-ART展 2018  8/3(金)〜8/14(火)ガレリア表参道

8/4(土)14:00〜ギャラリートーク/本江邦夫(美術史家・多摩美術史大学教授)

出展作家◎小山利枝子/ナカムラジン/鈴村優/池田潤/疋田義明

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◎アートと酒の出会い展/真澄アーティストラベル5周年記念
日程 2017年7月16日(日)~24日(月)
   10:00~18:00(日・祝・最終日は17:00まで)

出展
小山利枝子(2013)/たかはしびわ(2014)/吉村正美(2015)/近藤英樹(2016)/ナカムラジン(2017)

初日7月16日(日)のイベント
15:30~16:00
オープニングトーク 横山タカ子×宮坂直孝

16:00~17:30
オープニングパーティー

18:30~19:30
信州放送人が読む会:日本酒を楽しみながらの朗読会
出演:生田明子(SBC)・伊東秀一(TSB)

DMはだいぶ前にできてたんだけどまたまた告知が遅くなってしまいました。

T-shirt50 JIN NAKAMURA EXHIBITION 2017
2017,6月6日(火)→ 6月12日(月)10:00am→5:00pm
四代目・町家ギャラリー「伊助」
〒602-8463 京都市上京区元誓願寺通り浄福寺西入革堂町447 tel075-451-5303
(千本今出川南へ二筋目東へ内藤医院手前)
●市バス〈千本今出川〉下車(6、10、46、50、51、55、59、101、102、、201、203、206)

多彩なアート表現活動を続けて30余年。美術家ナカムラジンの
今回描き下ろし手描きTシャツ50点。
オシャレでキッチュな、世界で一つだけの貴方のjin’sTシャツを
是非どうぞお選びくださいませ。
…..
と、DMには書いてある。

なわけでこの度Tシャツ50枚描きました。もはや修行か思われるほどの勢いで慣れない綿の生地に描き続けたわけですが、それを後輩の画家にドヤ顔で話したところ「50枚くらいじゃ修行っていわないんじゃないかなぁ…」て。こいつぅ〜…俺だってナー、日々あんなことやこんなこと、そんなことやどんなこと…しながらの50枚ぞ!と一瞬反論に転じようと思いましたが、ちょっと冷静に考えてみると、確かに。修行ってのはそんなんじゃないか。かの空海は室戸岬の波打ち際の洞窟に籠もり虚空蔵求聞持法にてその真言を一日1万回を100日間計100万回唱えることで尋常じゃない記憶力を得たというし。桁がちがうかたかが50枚と謙虚な僕は納得。ま、されど50枚。それはそれで自分的には多少の発見やら面白みも見つけたりして今後はTシャツ作家として暗躍するのも面白かろうなどと一瞬よからぬことも考えちゃいそうでしたが、これ以上引き出し増やしてどうすんの。基本的にこれからは引き算でいこうと思っていた矢先なんだからさ。ということでこの度限定のナカムラTシャツ、夏本番直前のしっとりした京都でお楽しみください。
陶器とか本画作品も少し持っていきます。
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第一回「追分ビエンナーレ」も好評の内に終了し、ナカムラもいよいよ2016後半、怒濤の展覧会シーズンに突入です。月が変わって10月初旬の「ウルトラ怪獣墓場展」からのシーズンスタート。まずは今注目の“ナカメ”…目黒川界隈に2014年にオープンの企業コラボ型のアートの拠点MDP GALLERYにての開催。

今年ご縁が会って2度目の企画展参加となりますが、今回は今年「ウルトラマン50周年」いうことで円谷プロ公認企画「ウルトラ怪獣墓場展」に参加ということになりました。ま、ウルトラマンの前身ともいうべき「ウルトラQ」以来の世代ですからね、着想を得る拠り所としてはなんの違和感もないわけで、しかも今回はオフォシャルということで、ということはアンダーグラウンドではないということで…だからやり放題(あ、でも一応作品イメージはちゃんと円谷プロ企画会議のフィルターは通っているようです)…ということで、しかも会議資料用に提出した下図原稿が思いもかけずDMイメージに使っていただいたりして誠に光栄の至りなのであります。

今回の展覧会テーマの「ウルトラ怪獣墓場展」は以下(MDP GALLERYサイトより一部引用)のコンセプトで企画されています。
「…ウルトラ怪獣には悪い者もいるけど、そうでない者もいるという多様性は「ウルトラマンシリーズ」が描く重要なテーマと言え、本企画はそれを前提に、ウルトラ怪獣たちへの畏敬の念を込めて、様々なアーティストによるウルトラ怪獣をモチーフとした新作作品を発表展示して頂きます。」

ヒーロもいいけど“ヒール”こそ魅かれるものがあるということですよ。モンスターやエイリアンなのにある意味人間以上に人間らしかったりして…。というわけで、今回僕が構想した偶像は「鎮魂獣Noah」。ウルトラヒーローに倒された怪獣の魂たちが最後にたどり着くとされる宇宙のどこかにある定常的な空間の歪み「怪獣墓場」の守護神とも言えるモノ。形態の基本ベースはバルタン星人としましたが数々の怪獣たちの遺伝子の集合体という設定にしました。そしてやっぱりどこか仏画的。是非実物をご覧ください。そして他の作家の方々のウルトラ怪獣作品もとても楽しみです!

会場:MDP GALLERY 東京都目黒区青葉台1-14-18)&目黒川沿いのSUB会場
期間:10月8日(土)~10月30日(日) *レセプション 10月8日19時~21時(MDP Gallery) *アルカス広場レセプション 17時~19時
時間:11:00~19:00(本展示に限り月曜のみ休廊)
お問い合わせ先:MDPGallery 03-3462-0682
所在地:東京都目黒区青葉台1-14-18 1F
アクセス:東急東横線 中目黒駅正面出口より徒歩8分
URL: http://mdpgallery.com

仏果山海圖

例のブツ(仏)はどうなっているのかというと…。なにかとご協力いただいている関係諸氏にご心配、お目こぼしなどいただきながら、それでも四曲のうち左から第三面格闘中まで進みましたる次第。言い訳をするわけではありませんが(ま、言い訳ですが)今回下図から合わせると同じ主線を仕上がりまでに五回描いている。1/4下図→原寸下図→本番和紙にトレース→トレースで線に勢いがなくなったのでほぼ全面修正→筆にて仕上げ線…て、なんと不器用なことか。効率がわるすぎるが今の自分にはこうでもしないと描けないし。その上ある程度納得いく線が引けたらとっとと塗りつぶしていけば良いかと思いきや、そりゃやっぱ塗り絵みたいにはいかんわな。もうホントすべてが試行錯誤でございます。それでこの程度かと言われちゃうかもですが…そうです、その通り!できたかなぁ…と思うとゴールはまた少し先へ霞んでいく感じ。まあ芸事ってそんなもんでしょう。でももちろん全く手応えがないわけでもなく、今回考えてみたら自分にとって今までに描いたこともないような大作へのこの取り組みはとて得るものも多いなと思っているのです。短編を得意とする小説家もたまには気の遠くなるような長編を書くと良い…と誰かが言ってましたが、なんか分かるような気がしますな。

で、言い訳はこれくらいにしまして。結局この時点では完成に至りませんでしたが今週末「境内アート」にて一旦公開いたします。途中の感じもそれはそれで面白いよー!…ということで是非信州小布施玄照寺へお出かけください!!

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JOMON IDOL

ナカムラジン展「縄文アイドル」2/20(土)〜3/6(日)浅間縄文ミュージアム始まりました。

ここ数年仏画をテーマに偶像(IDOL)表現に取り組んでいるのだけれど、自分の中でてっきりそれは仏教圖像に限られたことなのかと思い込んでいたフシがあるが、つまるところ結局 “ヒト” あるいは “ヒトガタ” が好きな自分がいることに気づく。もちろん大きな意味で仏教という特定の宗教に俄然興味津々であり続けてることには変わりはないが、その仏教にしたって釈迦牟尼の時代には今のイスラム同様「偶像崇拝禁止」とされていた…けど結局人はヒトを求めるのだね。面影が欲しいのですよ、大好きな人の…で教祖入滅後500年以上たってから作っちゃった、禁をやぶって。おかげで僕はその2000年後、仏像ファンでいられるわけだ。

時代の振り幅が大きくて恐縮だが土偶は現在から5000年ほど前に制作されている(ちなみに埴輪は土偶じゃない)まさに偶像。仏像が盛んに作られるようになる3000年も前の話になるのだが、それはそれで彼らが残してくれたメッセージを介してちゃんと思いを馳せることができるから不思議だ。おそらくヒトは何を美しいと思うか、何(誰)を大切かと感じるかなどという点について5000年間それほど変わってないのかもしれないと思う。

そんなわけで今回土偶に向き合うという成り行きというかご縁というか…については自分の中では全く違和感がなく、もし自分が縄文peopleであったらこんなデザインするよなーという観点で制作してみたのです。

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川の風祭り2014-2

お散歩しにわざわざ7時間かけて行ったわけでもないないので展示風景なども少し…とはいっても今回 iPhoneの写真なのでそれなりですが。

写真上・中段は新作の四天王・持国天さんと広目天さんの線画です。増長天さんもお連れしましたがリーダーの多聞天さんが間に合わずフルメンバーとはならず…と思っていたらお隣の映像作家・藤原次郎さんの展示写真の中に地元の古刹の多聞天さんがしっかり収まっておりましてなんかうまくいった感じで。

田んぼに「風」の文字を地元の人たちと書きました。

写真下段右下奥の白い建物が展示場所の旧大森小学校です。

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川の風祭り2014

行ってまいりました関西ロード。

まずは三原谷・朝のお散歩の風景から。

そろそろ地区住民人口よりも鹿やイノシシ人口の方が増えそうだとのこと…。ぼくもボーっと歩いていたら害獣駆除用の電圧線にひっかかってしまった…けどなぜか感電しなかったな、ジーンズは電流を通さないのか?

ま、いずれにしても美しい風景は3年ぶりでも変わってはいなかった。

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