応募要項
- By jin
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- On 12 11月 | '2011
ながらく続けてきました西の旅紀行の締めは京都タワー展望台から大阪・兵庫方面を望むの圖で。ツレのオネエさまのたっての希望(泊まったホテルでタダ券をもらったので、というのが真相)でのぼりました。茜色に暮れようとする西空につい昨日の友人たちとのあわただしいサヨナラを重ね合わせてチト感傷的…いわゆる祭りの後症候群(?)というところでしょうか。とはいいつつもやはり旅はよいものオツなもの。そのうち芭蕉翁にならって吟行などやってみたいものです。そういえば最近誘われて始めたまったくお金のかからないオトナの遊び「句会」仲秋の巻の僕の投句などをついでに…。
「秋風に 消えようとする 飛行雲」
「十六夜の 琥珀に進化 とどめけり」
「吾も亦 紅なり君の ほほ染めて」
そんな感じカナ。
再び西の国に想いを馳せて…。お世話になった方々・友人らにあわただしく別れをつげ次の滞在地へ。駅までの間、竹野町からいくつかのトンネルを抜けて豊岡市内へ向かう途中で数日間つながらなかったケータイの電波が通じるようになる。(現場はdocomo以外は電波塔が未設置のためつながらない)今時海外だって通話可能なのに…。だがしかし! 昨今「繋がろうニッポン!」みたいなコピーが幅をきかせているが、本当にそんなにいつもいつでもナニカと“繋がってる”必要があるのだろうかと常々思っている。♪会えない時間が〜愛育てるのさぁ〜♪…と郷ひろみも歌ってるではないか。光あるところに影あり!ケータイなくとも子は育つ!…よくわからなくなってきたが、とにかくたまにはそういうこともいいもんです。いずれにしてもナンカ異世界から現実世界に戻ってきてしまったような不思議な気分でした。さて豊岡駅にて乗車直前この地方の県民食(?)「へしこ」(サバ・イカなどをぬか漬けした保存食、酒のつまみに絶品なり)を駅前のスーパーで地元住民のようなフリをして購入し(地酒「香住鶴」のワンカップも忘れず)特急「きのさき」京都行きへ乗り込む。
まったく芸もなくひねりもないタイトルが示す如く10月は余裕のない日々が続いている。まず2日「アートに泊まろうプロジェクト」志賀高原・ホテルジャパン志賀プレ展示。3日は先に報告した通り中之条ビエンナーレへ。8日:信州諏訪酒造メーカー五蔵主催による「上諏訪街道呑みあるき」に参加(これは日本酒好きにはタマリマセン!ホコ天でもないのに500Mほどの国道にぐい呑みを片手にした酔っぱらいがあふれます)。続いて9・10日:第二回追分ホンモノ市(写真参照)に参加。今年は軽井沢追分宿の歴史遺産・旧脇本陣「油屋」新館と旧館の一部+庭を会場として2回目とは思えぬほどの盛り上がりをみせました。*「油屋再生プロジェクト」についてはコミッティーとして参画することになったので、こちらは追々新規サイト(制作中)等で経過をご報告していく予定です。その間に渋谷円山町irodoriya.さんにて紋様解体新書・うつわ展を開催中。14・15日は会場へ。合間を縫って2012年度脇田美術館キッズワークショップ及び境内アート東京事務所企画会議。で、今週末は兵庫県豊岡竹野町のアートイベント「三原谷の風まつり」参加。現在インスタレーション作品制作中…なんとか間に合うか…。そのあいだに句会に参加することになったので選句・披講などもしてたりして…ホントいろいろでしょ。
たしか「冬隣り」は俳句の秋の季語だったような…。猫まみれの瀬戸から中央道を飛ばして4時間弱。なんとか25日中に帰ってくると部屋には石油ストーブに灯がともりトイレには旬の吾亦紅が一輪といった山麓900Mの風情。確実に秋は深まってます。そこで一句
吾も亦 紅なり君の ほほ染めて…
実はこの度、句会に参加することになったのです。初回は当季雑詠「秋」の季語使用というルール。なんかろまんちっくな句を詠んでみたくなったのさ…。
瀬戸の報告は後日。
*そう言えば最近よくひとからTwitterとかフェイスブックをやらないのですか?となかば強要に近いかたちで誘われることが多々あるけれど、どうせ文字数に限りがあるのなら制限17文字のHAIKU Twitter(HAIKU bookでもいいよ)なんかがあったらやってみてもいいかな…。
与党党首もいよいよ変わる方向ですすんでるのですね(TVがないからおよその情報ですが)。折しも先日紹介した次男クンの主催する哲学カフェのテーマ「政治」もそういう意味では多少話題になるのだろうか。あらためて例のフライヤーにちりばめられている素材をみてみると「ミシマ」「バラ」「過激派分子」「怒濤波図」とサイケ(ちとボキャブラリー古い?)な色調…でどことなくラジカルな変革のニュアンスと時代にそぐわないレトロ感をネタにしています。つまるところ「革命的」なイメージが現代のマンネリ感あふれた政治劇を見せつけられた世代には反面教師的憧れのような、ちょっとイケテル感を覚えるのでしょう。世代的には親子ほど(オヤコだけど)年が離れてはいるものの全共闘時代に完全に乗り遅れた世代としてはそういった感覚は充分理解できます。「革命家で早死にしたヤツはモテるのさ…」とは司馬遼太郎の言葉ですが、事実こんな平和ボケしたような国でも坂本龍馬ファンは後を絶たないものね。まあそんな国を動かすような変革は容易くはありませんが、まずは向上心をもってささやかな自己変革などは試みたいものです。
*recently reading:「南の国のこどもが夜いくところ」恒川光太郎(図書館)「寂聴仏教塾」瀬戸内寂聴(図書館)
7/30:イレギュラー講師を務める劇団風の子国際児童演劇研究所27期生卒業公演(武蔵野芸術劇場)のため上京。授業の中で制作した和綴じの「妖怪図鑑」おもしろかった。“思春鬼”というオニはたしかにいそうだね。
7/31:「アートフェア東京」へ。けっこう知人に遭遇。家族連れなどが普通に楽しんでる光景に興味有り。やはりバザール感がよいのかな。美術館て作品に値段ついてないもんね。せめて購入価格だけでも提示公開すればいいのに。アートって買ってもいいんだよって感じ伝わるでしょ。/工芸エリアは諸事情もあるだろうからまあ百歩ゆずるとして骨董エリアはなくてもよいのでは…/開廊5年目以下のチャレンジブースが勢いがあってよろしかったような気がします。
8/1:翌日の軽井沢脇田美術館でのワークショップ準備のため一旦帰郷。東京は思いの他過ごしやすかったわけで、当然避暑地は初秋のように涼しく…いやもはや寒く、気候の変化についていくのがやっと。
なんかひらがなでタイトルを打ったらオシリが痛そうであるね。そうです今日から地デジですね。我が家は周りの木々が著しく成長を遂げたせいで家電ショップから「オタクは(電波がちゃんと届くかどうかわからないので)映るかどうか保証できない」と言われ、じゃイイや…とこの件に関してNoリアクションにしてあり、なのでいわゆる僕らは「地デジ難民」ということらしい。この手のネガティヴネーミングは自分で笑ってる分にはいいが他人から言われるとチトいい気分ではないな。でもま、せっかくだからアナログTV所有者の特権として本日正午の画面切り替わり(以後アナタのTVは使用に耐えないという)などを記念に見届けスイッチを切りコードを抜いた。以後部屋に粗大ゴミが1つ残る。それはそうと、もう観ないのだからと半月ほど前に日本放送協会に受信料脱会の申し込みをしたところ「理由はナンダ」とか「ワンセグはないのか」とかなんかこっちがイケナイこと言ってるみたいな対応でTVが観られなくなる上にさらに追い打ちをかけられたような気分でまったく腑に落ちないことこの上ない。(*ちなみに僕のケータイはワンセグも受信できない)たかがTV如きではあるが皆と同じでないことがこんなにも理不尽な気分になるとはね。協会からは脱会の事務手続き書は未だ届かず。
日本橋と丸の内…東京駅をまたいで(そういう位置関係かと後で気づいた)2つ続いた展覧会もおかげさまでなんとか終了。多くの皆さんに来場いただき感謝です。その間にたまった宿題・事後処理等に追われ、加えて疲れがでたというヤツか肩の痛みがひどくなり滅多に飲んだことのない鎮痛剤などを服用(よくないとわかっていつつ)。数年前まで肩こりなんて感じたこともなかったのに…。
7/1(金)〜24(日)までFLAT FILEにて個展。DM本日入稿。
室温26℃。真夏並みの回転音をあげていたG5の冷却ファン。なまぬるくなったアルミの筐体の上にCoolishをのせてちょうどいいやと食べごろにしてた数日前。うってかわって昨夜の平地の雨は浅間の冠雪となった。北アルプスでは一旦消えた爺が岳の雪形が再び現れたとローカルニュースが伝える。短期間に気温差が激しすぎる。
さて、かかりきりだった「LABEL match ART」展用デジタルプリントデータ「海幸講」は午前中にやっとMOAB EDITIONに入稿。これで新作リトグラフも含めて外注分はすべて受け渡した。近日中にこれら新作の画像をサイト公開したい。
さてさて、Maia Hirasawa /Boom!+藤澤ノリマサ/希望の歌〜交響曲第九番〜をiTunes storeで購入。Boom!はJR九州/祝!九州キャンペーンCMソングだったのね。最近アーティストとメロディーが一致。“第九”はひとりでどうやってこの発声を歌いわけてるのかな…気になる。それにしても日本人は“第九”が好きだな。