Jin Nakamura log

西国紀行_4

再び西の国に想いを馳せて…。お世話になった方々・友人らにあわただしく別れをつげ次の滞在地へ。駅までの間、竹野町からいくつかのトンネルを抜けて豊岡市内へ向かう途中で数日間つながらなかったケータイの電波が通じるようになる。(現場はdocomo以外は電波塔が未設置のためつながらない)今時海外だって通話可能なのに…。だがしかし! 昨今「繋がろうニッポン!」みたいなコピーが幅をきかせているが、本当にそんなにいつもいつでもナニカと“繋がってる”必要があるのだろうかと常々思っている。♪会えない時間が〜愛育てるのさぁ〜♪…と郷ひろみも歌ってるではないか。光あるところに影あり!ケータイなくとも子は育つ!…よくわからなくなってきたが、とにかくたまにはそういうこともいいもんです。いずれにしてもナンカ異世界から現実世界に戻ってきてしまったような不思議な気分でした。さて豊岡駅にて乗車直前この地方の県民食(?)「へしこ」(サバ・イカなどをぬか漬けした保存食、酒のつまみに絶品なり)を駅前のスーパーで地元住民のようなフリをして購入し(地酒「香住鶴」のワンカップも忘れず)特急「きのさき」京都行きへ乗り込む。

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