Jin Nakamura log

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界隈-2

「豆蔵」界隈で名前だけ小耳にはさんで気になってた「銀猫」を発見。店主は瓦職人らしいが実は瓦は作っておらず瓦の土で猫を作っている…らしい。お店も瓦屋さんというわけでもなくアンティークっぽいものも並べてあったり…そもそもココはお店なのかさえもよくわからない”ゆる〜い”フンイキの…やぱりお店? この適当な感じがよいですね。
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豆蔵

最近話題に出まくり感があって恐縮だが、それだけ路地の奥行きが出てきたこととご容赦を…というわけで件の門前界隈。今回は「豆蔵」produced by MINIKURART。善光寺表参道大門交差点上「門前農館」善光寺に向って左奥。信州大学工学部チームHACILAが改修し、現在同教育学部芸術教育専攻美術科の学生がギャラリーとワークショップの運営を行っている。学生の運営ということで土日祝日を中心とした展開だが、創造活動を通して地域貢献をと意気込んでいる。空間も名前の通りかわいらしくも味のある心地よい雰囲気なので是非一度お運びを。*ゴールデンウィーク中は1日、2日、4日、5日/錫を使用した鋳金ワークショップを開催予定らしい…(詳細はwebサイト「土の床」参照)
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一日中冷たい雨。軽井沢は濃霧。図書館から借りている「刻まれない明日」(三崎亜記)はやっと半分まで。相変わらず活字を追うスピードは遅い。後から読み始めた連れ合いは数日前にあっさり読破している。当方は読みが深いのサと言い訳しつつ…、散漫にいろいろと課題が多すぎるのかもしれない。夕方からNathan氏と英語レッスン。ちびっ子忍者村で足をねんざして絶好調じゃないらしいのでチョコレートパフェをシェアして食べた。ちなみに今日の課題は”Impressionism”。

遅々成花

ボンクラのO田氏、来訪。同業種関係・アートなどについて語り合う。彼は僕より二十才以上若いと思われるが(見た目はやんちゃ、年相応?)そのコミュニケーション能力・ディレクション能力はなかなか大したもので、ずいぶんと大人びた印象であると以前から一目置いている。 自分のその頃を振り返ればてんで大したことなく、相変わらず遅々と長い階段を上ってるが如き我が藝道ではあるが、それもまた自分らしいと今となればソコソコ落ちついたものであるから良しとする。さて、送れてきたのは花粉症。夏冬同居の春のせいか花粉も舞い処を失ったかと、いつになく調子良かったのだが…。庭のカタクリはそろそろおしまい、コブシは先日の遅霜で少し黄ばんでしまった。ここ山麓ではやっと桜が見頃です。

境内コレクション

10423.jpg先の境内アートでは年に一度、運が良ければお気に入りの作家作品を境内価格(ありえない価格ってことです)で入手できる稀なチャンスなのである。過去のコレクションとしては伊集院真理子氏の土鍋、野波実氏の白磁そば猪口、神林學氏のワイヤーワーク、たかはしびわ氏のペンギン春画(これは友人でフランス在住のジャズサックス奏者・仲野麻紀氏のたっての所望で譲り渡し、渡仏してしまった…気に入って家族にも秘密の場所に飾っていたのだが)、二ノ宮裕子氏のテラコッタ「飛天ちゃん」(仏像ファンにはたまらない、追加入手を検討中)、で今年はあの”オオライ物件” (昭和初期の看板建築をモチーフに制作)でおなじみオオライタロー氏の銅版画をGET! なんとこの物件、国立の匙屋なんですと。こちらも友人なので嬉しさもひとしお。

FLAT FILE

長野にて仕事の打ち合わせ後、FLAT FILEへ。今年になって地元メディア等に流出していたのでなんとなく気にはなってたのだが、先日の境内アートでオーナーのモリヤ氏と会うことができたので喜んでお邪魔した次第。長い試行錯誤がここに来て少しづつ実りの気配を見せている「門前暮らしのすすめ」プロジェクトエリア長野市桜枝町界隈の古民家を改装したアートスペース。額職人でもある氏の工房も兼ねている。古くて新しい街、京都の裏路地あたりにぜったいありそうな上質なアートスペースといった風情。現在は彼のポスターコレクションが展示販売されている。今までの長野にはなかったタイプの空間なので興味のある方は是非。 コレクションの中からObey Giant のART BASEL MIAMI 08というシルクスクリーン作品をツボにはまったので購入。また6月の企画展にも参加させていただくことになった。6/4(金)〜6/26(土)Opening party:6/4,6:00pm〜予定。詳細は後日。
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KEIDAI ART graffiti-2

今回の 大収穫はやはり境内企画作家の「佐藤比南子」+「ボンクラ」でしょう。佐藤氏はフェルトにテンションをかけて独自の空間を時間をかけ、丁寧に演出していくアーティスト。一方ボンクラ一派は建築家+グラフィックデザイナー+ライターという異色ユニット。その発想力・機動力・集中力には目を見張るものがあり、今回は主に玄照寺周辺リンゴ畑の剪定された枝を使用したインスタレーションとなった。彼らの作品は住職のご好意で5月連休まで展示継続となっている。祭りのあと…静寂の境内でアートに浸ってみるのもまた一興。祝祭・境内アートを見逃した方は足を運んでみてはいかが。
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KEIDAI ART graffiti-1

2日間の境内アート、終了いたしました。桜の季節の初日大雪からのスタート…戦後50年の歴史を持つ縁日の中でも記録のないこと。語りぐさとなること間違いなし。制作準備のための前ノリから含めて3泊4日、今年もやりきりました。おかげで本日は私、まったく使いモノになりませんでした…。まぁ、何はともあれ大勢の来場いただいた方々、ご参加いただいた参加者の皆様、そして運営にご尽力いただいた小布施町の方々等々…。全ての皆様に感謝申し上げつつ、しばしKEIDAI ART graffitiをお楽しみください。
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合宿

雪が降りました…と言ってちぢこまってもいられません。 これから長野入りし境内アート作品作りのための事前合宿に入ります。酒は程々に(参加メンバーがメンバーだけにチト不安)。というわけでしばしブログはお休み。来週早々には報告を兼ねながら再開予定。
*境内アート当日、僕の個人的作品は境内の剣道場(仁王門くぐって左側の建物)内に展示予定です。合宿で制作するインスタレーションコラボ作品は本堂前のどこかそこここに。では境内アートにお越しください。