Revoltech BUTSU
- By jin
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- On 24 1月 | '2013
リボルテックタケヤシリーズ「持国天」(KAIYODO)
仏像を可動させて好みのポーズをとらせる…という前代未聞のコンセプトで制作さてれてます。ロボットやヒーローものフィギアで関節部を自在に可動させるリボルバージョイントが20ヶ所以上組み込まれており、本来の基本様式を超えた変形アクションポーズが可能というわけです。例えば写真の持国天さんは右手に戟(げき)という槍のような武器を持ってるわですが、たとえば無手にして様々なポーズをとってもらったり…とか。
仏像は時代が古いほど直立的なものが多いのですが、鎌倉期になってくるとミケちゃんまっさおな感じの写実的西洋彫刻風なブツに変化してきます。慶派の仏師たちももしこのリボルバージョイントの技術を習得していたならおそらく動く「新仏像」シリーズを制作していたことでしょう。たとえば東大寺南大門の金剛力士、週一でポーズ替えとかサ。なんかワクワクしてきません?。
それにしても小さいながらこの邪鬼さん…なかなかの踏まれっぷりです。