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天つ風

ムスコちゃんたちがまだ小学生のちびっ子のころの本(学校で使ってたのかな…)と思われる、満点ゲットシリーズ「ちびまる子ちゃんの暗唱百人一首」が誰が見つけてきたのかなにげに机上に。HAIKUはあそばせてもらってるがさすがに和歌をたしなむことはない…が、なんとなくパラ見しつつふと百首あるわけだからMy best 1をと選りすぐってみたのがこれ。

「天つ風 雲の通い路吹き閉ぢよ をとめの姿しばしとどめむ」…どうよ!

以上の件に関して同居人の感想:「老齢の仙人が下界のうら若き娘のふくらはぎのあらわなるについ見とれて、その霊力をあっさり失う…って感じね〜(以上コレを選んだ件についてもっとぐだくだ云われた気がするが要約すると)」。って失礼な!僕は老齢ではないし、まして仙人でもない。それに今時「ふくらはぎ」くらいでムラムラもしない、せめて「太もも」。

それはさておきたしかに若い娘を自らかどわかしておいて、逆にその魅力に取り込まれ飛ぶチカラを失ってしまった天狗の話を聞いたことがある。いやそんなことよりこの歌の「をとめ」は天女のたとえですからね、そのへんのチャライねェちゃんじゃないのよ。もっとこう次元が高いっていうかサ、宇宙的っていうかサ…ま、いいや。

ちなみに作者は僧正遍昭…坊さんかな…桓武天皇のお孫さんで六歌仙の一人らしい。

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