Jin Nakamura log

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「ぼくのわたしの物語〜一枚の紙が絵本になる。」
さまざまな技法で大きな紙に絵をえがき、紙をおりたたんで、世界に一冊の本のできあがり。
8月22日(日)10:00〜15:30(入館受付9:50〜)*定員25名
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軽井沢脇田美術館の夏休みワークショップ〜軽井沢につどうキッズ・アーティストたち〜の打ち合せ、8/20「ちぎって、はって版画を刷ろう!」担当:田嶋健氏(版画家)とともに。
ここ数年ホントなんとなく…なんだが、極めて自己完結しいて心地よいはずの仕事場からのこのこ出て行っては、ワークショップだの講師だの、果てはプロデュースだなどと称し、たいした自信があるわけでもないのに、それなりにストレスだって感じるはずなのに、何故かやたら人との関わりを持って成すアートの仕事をする機会が増えている。「何のため」ととわれれば、別段のっぴきならない理由も見つからず、ときに誘われるままに断るわけも見当たらず…といった具合で恐縮なことこの上無し。もちろん”なんとなく”とは言っても、自ら望んでしていることには間違いない。自分の内を見つめてなんぼの作家としては”ひきこも””自己中”大いに結構だが、やっぱ煮詰まっちゃうでしょ。相手が大人でも子どもでもプロでもアマでも「そうくるか〜」ってことありますもんね。こっちも自信がない分全力で思考するし、疲れるけどいいもんですよ。今回は小学生メインらしいので体力勝負かな〜。ちなみに当日ワークショップのお手伝いをしていただけるサポーター募集してます。興味のある方いかがでしょう。

silkscreen printing

10523.jpgNAGANO ART FILE 2010のフライヤーが届きリリース開始。テーマイラストの「旭山麓芸術世界大相圖」は今回アートスペース FLAT FILE版元となりシルクスクリーンによる制作・販売となった。*シルクスクリーン1色刷り、エディション30部限定(内黒刷り:15部/朱刷り:15部)、紙サイズ:50×50cm(画像サイズ:35×35cm、用紙:古和紙/裏打ち:表具・牧雲堂(小布施町)、シルクスクリーンプリント:ハラダレタリング(長野市)、版元 :FLAT FAILE、頒布価格:5,000円、お問い合わせはアートスペース FLAT FILE+なかむらじんまで/尚NAGANO ART FILE 2010(6/4〜27 FLAT FAILE tel: 090-9359-6167)にて公開リリース致します。
◎写真上は牧雲堂さん裏打ち作業風景(いつものことながら職人さんにかなり無理を言って仕上げてもらいました)。今回の古和紙は木版和綴じ本や古い商家の大福帳などをばらして継ぎはぎした裏面を使用していますので1枚づつ紙のニュアンスが異なります。是非現物を見てお選びください。

Railway

10521.jpg境内アート反省会のため小布施へ。会議終了後アルコール支給の懇親会アリなので今回は久しぶりに長野電鉄にて。実際に境内アート当日はこのローカル線(長野新幹線経由)で 現地入りされる作家・来場者の皆さんも多いのでその導線を体感してみて気づくこともあります。写真はそっちの趣味は薄いんですが”鉄男”クン気分で撮ったロマスンスカー(今回はこれに乗った)と昔ながらの駅舎の小布施駅。長電はそれぞれのメジャー路線を引退した車両がリユースされて走っていてそのスジのマニアなら結構楽しめるんじゃないのかな。
それはそれとして本題の境内アート。本年度はさっそく6月から始動致します。この2年ほどでグンとステップアップした感がありますが、さらに実行委員会のモチベーションも上がりチャレンジングな企画となっていく気配。2011年も乞うご期待!

NAGANO ART FILE 2010

で、結局「旭山麓芸術世界大相圖」はこうなった(コラージュの一部に会場FLAT FILEの改装時に剥がした壁紙の下から出現した昭和初期の古新聞の図柄を使用)。長野在住のアーティスト展 NAGANO ART FILE 2010(naf.=ナフ)6/4(金)〜27(日)/アートスペース FLAT FILE*オープニングパーティーは、6/5(土)5:00〜8:00です。参加作家/Abnormal system Biondy Chopper eデザインズ Kohki 石川宗男 内山温那 岡沢じゅん 小笠原勝之 勝山ゆり子 木村仁 小池マサヒサ 越ちひろ 小林愛枝 小林野々子 島田恵子 清水隆史 須藤友丹 たかはしびわ 田中克樹 なかむらじん 中村眞美子 朴再英 広瀬毅 モリヤコウジ 渡辺祥子(詳細問合せはFLAT FILEへ)
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旭山

10511.jpg長野市善光寺西。鬼無里より流れる裾花川のすぐ脇にそびえる…というほど高くもないのだが、その名も旭山。この辺り一番のランドマークというところか。学生の頃、持て余す体力のはけ口として頂上のお社まで何度か登っている。写真中央の山がそれ。撮影地点「耕雲庵」角をすぐに右に折れるとFLAT FILE。先日モリヤ氏より6月のグループ展「NAGANO ART FILE 2010」用のイラストレーションを依頼されたので、テーマを「旭山」とした。title:「旭山麓芸術世界大相圖」みたいな…なんか大げさでイイでしょ。

FURONEKO ART HOUSE

谷中・大名時計博物館近く、FURONEKO ART HOUSE・2006年制作の”ねこ門”他。3年半の熟成期間を経て現在こんな感じ。特に門扉は1Fのねこカフェ29から続くツタ系植物にいい具合にからめとられている。現場取り付けのクソ暑かった夏の日を思い出す…。
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豆蔵

最近話題に出まくり感があって恐縮だが、それだけ路地の奥行きが出てきたこととご容赦を…というわけで件の門前界隈。今回は「豆蔵」produced by MINIKURART。善光寺表参道大門交差点上「門前農館」善光寺に向って左奥。信州大学工学部チームHACILAが改修し、現在同教育学部芸術教育専攻美術科の学生がギャラリーとワークショップの運営を行っている。学生の運営ということで土日祝日を中心とした展開だが、創造活動を通して地域貢献をと意気込んでいる。空間も名前の通りかわいらしくも味のある心地よい雰囲気なので是非一度お運びを。*ゴールデンウィーク中は1日、2日、4日、5日/錫を使用した鋳金ワークショップを開催予定らしい…(詳細はwebサイト「土の床」参照)
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境内コレクション

10423.jpg先の境内アートでは年に一度、運が良ければお気に入りの作家作品を境内価格(ありえない価格ってことです)で入手できる稀なチャンスなのである。過去のコレクションとしては伊集院真理子氏の土鍋、野波実氏の白磁そば猪口、神林學氏のワイヤーワーク、たかはしびわ氏のペンギン春画(これは友人でフランス在住のジャズサックス奏者・仲野麻紀氏のたっての所望で譲り渡し、渡仏してしまった…気に入って家族にも秘密の場所に飾っていたのだが)、二ノ宮裕子氏のテラコッタ「飛天ちゃん」(仏像ファンにはたまらない、追加入手を検討中)、で今年はあの”オオライ物件” (昭和初期の看板建築をモチーフに制作)でおなじみオオライタロー氏の銅版画をGET! なんとこの物件、国立の匙屋なんですと。こちらも友人なので嬉しさもひとしお。

FLAT FILE

長野にて仕事の打ち合わせ後、FLAT FILEへ。今年になって地元メディア等に流出していたのでなんとなく気にはなってたのだが、先日の境内アートでオーナーのモリヤ氏と会うことができたので喜んでお邪魔した次第。長い試行錯誤がここに来て少しづつ実りの気配を見せている「門前暮らしのすすめ」プロジェクトエリア長野市桜枝町界隈の古民家を改装したアートスペース。額職人でもある氏の工房も兼ねている。古くて新しい街、京都の裏路地あたりにぜったいありそうな上質なアートスペースといった風情。現在は彼のポスターコレクションが展示販売されている。今までの長野にはなかったタイプの空間なので興味のある方は是非。 コレクションの中からObey Giant のART BASEL MIAMI 08というシルクスクリーン作品をツボにはまったので購入。また6月の企画展にも参加させていただくことになった。6/4(金)〜6/26(土)Opening party:6/4,6:00pm〜予定。詳細は後日。
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