wander TOKYO – 8
- By jin
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- On 1 10月 | '2013
主たる目的を果たしたぼくらは、すでにさしたる目的もなくあとは上野恩賜公園をブラブラするばかり。周知のごとく美術・博物館が多くある場所なのでいまさらとも思いがちだが、実はあまり知られていないスポットもいくつか。そのひとつが上野東照宮。徳川家康を神格化して奉ってある場所で日光は有名だがこんなとこにもあるんですねぇ。狩野探幽の障壁画などがあるそうですが今回はパスして、今はお顔だけになってしまった上野大仏がある小山に。こちらの胴体は戦時中に軍需供出され南の海に沈んだとか。興福寺仏頭といい受難の鋳造仏の多いこと。咲きかけの彼岸花などながめながら不忍池方面へ。
一言で不忍池といっても池は大きく3つに分かれ、一面蓮だらけの蓮池とボートを漕ぎながらいちゃいちゃするボート池、鵜の池とある。蓮池のハスの花はすでに盛りを過ぎていたが、広大な池は水面がほとんど見えないほどにその葉でうめつくされていた。芸の神様がいらっしゃる弁天堂はすでに夕刻となり扉がしまわれていたので外からお参り。そのまま八角堂の脇をボート池方面に進み谷中七福神の裏手を右に折れると小さな島がある。あまり知られていない場所だと思うがちょっとあやしスポットかな、興味のある方は行ってみて。
その後、都会では珍しくスズメを餌付けしてる親子を目撃したり、いちゃいちゃボートを眺めたりしつつ、さすがにだらだら歩くのが疲れてきたので御徒町方面にぬけ、街の雰囲気も時間的にも普通ならさてイッパイやりますか…てとこなのだが先生は飲めないのでオッサンらは甘味処凮月堂をめざしふたりで仲良く抹茶あんみつなどをたのんで語らうのであった。
かえりぎわ凮月堂のおねえさんに拾ってきたトチの実をプレゼントして、こんな感じでやっと僕らの一日はおしまい。
あ〜レーポト長すぎ!