Jin Nakamura log

wander TOKYO -3

皇居の周りは有名なジョギングコースであるが、ここを走るとき不思議と疲れないと聞いたことがある。やはり江戸城開幕以来の地の持つパワーなどがあるのだろうか。そんなランナーを堀の土手から見下ろしながら千鳥が淵方面へと歩くのだが、その皇居パワーのせいか都内では珍しく気持ちがよい。地面が土であったということもあろうか。その千鳥ヶ淵を横断するかたちで首都高がそのまま皇居の一部(実際ここは皇居とは言わないのだろうか、少なくとも江戸城内ではあるが)をつっきっていく。前回の東京オリンピックの際に建設されたと思うが、国威発揚お国のためとはいえ宮内庁もよく許可をしたものだな…景観が台無しである。こういう、とりあえず便利になっから、ま、いっか…て感じで増殖しちゃうところが亜細亜っぽいのかな。あのすてきな日本橋だってその構造物とそこから見える風景も含めて無惨な姿にしちゃってもへーきな感覚はそれこそがThat’s TOKYOなんだろか。二度目のオリンピックでまたさらにどんな陳腐なレイヤーをこの都市に構築するのかと思うとちょっと憂鬱。

なかなかすすまないけどまだつづく…。

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