Jin Nakamura log

wander TOKYO -2

得應軒を出るとちょうど頃合いも昼時となり、先生に案内され半蔵門まで出向いてイギリス大使館裏手のちいさな洋食屋で食事をとる。店のそれぞれのテーブル脇の壁には先生の全紙ほどの墨絵の作品が飾られていて贅沢な空間。たしか昼時のメニューは2種類ほどしかなかったがココのハンバークは絶品。まだ30代ほどのシェフであったようだがなかなかの腕前である…が、店の名前忘れちった…。食事の後少し歩こうということになり大使館の石垣の脇を皇居方面に向かう。目の前を右翼の街宣車が通り過ぎる。僕らは極右の思想者ではないが今の体制に満足してないという点と、この国を憂うという意味ではヤツらの思いも分からぬでもないかな…などとふと。ただ街宣車のデザインはいただけない。自分ならもっとカッコいいの作ってあげられるのに…などとまたふと。

右か左かはさておき、いかにも反体制風な風体の師と僕は皇居わきの門番のおまわりさんになんとなく一瞥されつつ、おかまいなしに北の丸公園方向にお堀端をすすむ。ところで一般的にみなさんはいわゆる「ショクシツ」ってやつをこの手の公僕の方々から受けるというチャンスはそうそうあるものなんだろうか。本当に怪しいヤツは怪しくない容姿に紛れてますよ…中途半端なマニュアルに頼らずもっと眼力を磨きましょ…てなことや、大政奉還ってのもありかな〜でもどうせ摂政が腐敗さてくんだろなー…てなことなどとりとめもなく話しながらドングリや蝉の抜け殻ひろったり、松の樹液をグリグリしたり。そして先生は時おりカラスにもかぁかぁ話しかけてもいたがあまり相手にされていないようでもあった。

つづく…。

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