ジオラマ
- By jin
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- On 24 1月 | '2010
ふとジオラマを作ろう!と思い立ち、鉄道模型フェア開催中の松本パルコへ。思ったほど広くなかった会場は鉄男鉄子さんたちの熱気で満ちあふれていた。僕はこの分野のマニアではなく、ただ風景材料の調達をしたかっただけなのだが、考えてみたらわざわざ松本まで高速を飛ばさなくても、ネット通販を利用すれば済んだことだと後で気がついた。いつもいつも今ひとつ思慮が足りないようだ。
鉄道模型といえば桜庭一樹という名の女流作家が書いた「少女七竃と七人の可愛そうな大人」を思い出す。非凡な美しさをもつ主人公は、決して乗り込む事のできない模型の電車がループし続ける閉じた世界の内側に在り続ける。一方凡庸な少女は読者の共感を誘い、その危うい永遠性に憧れ、嫉妬し、必死に理解しようとする…そんな小説だったような。
ただただ同じ軌道を巡ってるだけなのにね。確かに風景は変わらないが時間は変化する。それでいいのか…。やはり僕はこの分野のマニアではない。
会場の向かいはこちらも別な意味でマニアショップ?VILLAGE/VANGUARD。コミックコーナーでジャケ買い2点「丸尾末広」「花輪和一」どちらもガロ系なの?