弟子入り決定!
- By jin
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- On 5 2月 | '2013
「絹本着色」…てなんか憧れるな〜。もちろん「紙本着色」でもいいんだけど、何れにしても古い仏画をみれば見るほど、やっぱ岩絵の具でしょ、切り金でしょ、ニカワでしょ!みたいな…。というわけで日本画、ちゃんと勉強したいなーとかねがね思っとったわけです。
友人の現代アート作家が某美大の通信講座で日本画先攻してんだが、担当教授に「龍は描くな」って言われたって。たぶん「龍は私のモチーフだ」とか「10年早えー!」とかそんな理由らしい。描きたいものは今描きたいよね。100年早くたって、稚拙だって今かける龍を描きたいよね。ダメダメじゃんて思っても今の自分にできることをしてみたいのです。
というわけでふと僕はこんな近くにこんなスゴイ人がいたことを思い出し、すぐさま電話でおそるおそる(そうは言っても職人的伝統的世界だしさ)お願いしてみたところ、あっさりオッケー!「いっしょに描こうよ」ってさ。なかなか言えないよ、さすがだ、アリガテぇ!
というわけで(2回目)尊敬する日本画家・生井巌氏の弟子になることに。うれしいなー、絵を描くことについて今まで誰にも教わったことなかったし、別に教わるものでもないと思ってたけど、なんかマナベルっていいよね〜。独学もオススメだけど、師匠がいるっていいよな〜てなんかかなり舞い上がっちゃってる…。
内弟子ってやつだったらやっぱ朝の掃除と犬の散歩からかしらね。ま、さすがに東京と長野なのでそうしょっちゅうお邪魔するわけにいかんのだけれど、とりあえず通いでしっかり学びたいと思います。たぶん技術だけじゃなくね。
一見ふつうの曇り空だが、八ヶ岳ももっと遠くの北アルプスも、本来ここから見渡せるべき山々はすべて見えている。雲はかなり高い上空を覆っているのだろう。朧に霞んだ太陽の光は彗星のような錯覚。つまらなきソラも見ようによってはおもしろい。明日はこの風景、また真白に染まるのだろうか、夜半から関東でも雪だとか。