先日の二人展「天地化身」ギャラリー・オカベのレビューを「月刊美術」(実業之日本社)3月号にのせていただきました。
publishingつながりで最近の本から:「夢十夜」夏目漱石/「夢十夜を十夜で」高山宏/「冥談」・「幽談」京極夏彦/「生物と無生物の間」福岡伸一/「日本人の心 」河合隼雄…。「冥談」・「幽談」は京極氏の新境地…という帯のコピーであったが、このタイプだと僕は恒川光太郎氏の作品の方がココロがざわつく…かも。漱石の「夢十夜」の第一夜は文庫本4頁ほど短編だがセツナクそして描写が秀逸。「夢十夜を十夜で」はやはり原文を読んでからの方がよいでしょう。