Jin Nakamura log

西国紀行_5

西の旅報告もそろそろ終わりに近づいてまいりました。さて京都ではフランスで活動してる友人のジャズグループ“ky”の仲野麻紀+Yann pittardに会いに。彼らが招聘されている京都精華大学でおこなわれるレクチャー講義に潜入。この大学はたしか日本で初めて「マンガ学部」が設置されたことで知られてるんじゃないかな。30年ぶりくらいに叡山電鉄(森見の小説によく登場する)に乗って精華大学前駅で降りるとそこはもう大学構内。久しぶりに大学というプチ治外法権な雰囲気を感じつつ怪しげなオッサン2名と同い年だけどオネエさま1名はさっそく腹ごしらえのため前途ある若者たちに交じって学食へ直行し1杯200円也の素カレーをかっ込んで午後一のレクチャー会場へ急ぐ。この度のメイン講師はMoussa Hema。アフリカ、マリのバラフォン奏者である。見た目と構造はいわゆる木琴であるが反響部分に瓢箪が使われていて、さらにその中にクモに巣を作らせ音をあえて濁らせていて興味深い。レクチャー後に構内で場所を移してkyメンバーらとミニコンサートを開いてくれた。やはり打楽器はココロ躍る。短い時間だったが素敵な演奏をありがとう!帰り際に購入したMoussa HemaのCDにサインをお願いしたのだがフランス語圏のひとには英語のアルファベット発音がほとんど通じず苦労した。JINは酒の名前だと言えばよかったか…。

西国紀行_6 arrow-right
Next post

arrow-left 西国紀行_4
Previous post

  • yokoiijima

    2011年11月2日 at 8:43 PM | 返信

    西はどこまで行ったのですか? 京都は衝動的に行きたくなるので、京都と書かれているだけでドキドキします。

  • jin

    2011年11月2日 at 10:21 PM | 返信

    長野からまず今回の目的地・兵庫県豊岡市竹野町(あと車で20分ほどで日本海というところです)に行きそこで数日レジデンス。その後帰路の途中で京都に立ち寄ったというわけです。京都では午前中東福寺(通天橋+紅葉の名所)→泉涌寺(楊貴妃観音で有名。境内御座所にて現代アートの展示企画「観O光 ART EXPO 2011」がたまたま開催中でした)→京都精華大学→祇園四条から花見小路などぶらぶらし石塀小路にある知人がディレクターをしているギャラリー悠玄へ→京都タワー(ツレのオネエのたっての希望のため)…というような修学旅行なみハードスケジュールでした。

  • yokoiijima

    2011年11月3日 at 6:57 AM | 返信

    う〜、今年何度京都・奈良へ行きたいと思って、旅行社の HP覗いたかわかりません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です