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山麓

晩春の頃から初秋までの約半年間、幾度となく苗植と収穫を繰り返された散歩コースのレタス畑は、ここ数日で一気に店仕舞いの様子。広大な敷地のほんの一部に冬野菜用の白菜が残るのみ。あとはほとんどが土を盛り返され、堆肥が施されて静かな冬を待つ準備が整えられつつある。夕日に映える浅間の噴煙が美しかったので真西から真東へ180度、持っていたデジカメでコラージュしてみた。
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感性まつりWorkShop2008

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[アートに気づく・ ViVa(美場)うえだ]
どこか遠いところにありそうな”アート”というキーワード。
アートって何?作家ってどういう人? 興味はあるんだけど、今更ひとに聞けない素朴な疑問を、お手軽な方法で解決しつつ、参加者一人ひとりが感性を共有し、鑑賞と創造を通して身近なアートに気づくワークショップ。
【構成】
1日目◎「鑑賞」…現代のフツウの作家たちは、いったい何を表現しているの?(DMから読み解く)
2日目◎「自分のアートファイルを作ろう」…”表現”というキーワードで自分を再発見。
3日目◎「制作」…実際に作品を制作してみよう!(ドライポイント+モノプリント転写+簡単平版)
以上、担当講師として企画・参加。数年前から、たまにこうした仕事を受ける機会が自然と増えてきたような気がする。普段の作家活動とはとちがうベクトルのエネルギーを使うのでけっこう大変なのだが、”いつもとは違うことを真剣に考えてみる”ことは自分にとっても大きなプラスになるような気がしているし、案外こういうのスキかも…。
講座を全面的にサポートしていただきました感性工学科の清水・上條両先生はじめ研究室の学生の皆さんありがとうございました。「アートは工学(創意工夫)の産物である…」とのお言葉、頷けますね。11/24は上田駅前ビルパレオの2階会議室で、発表会、4階の上田情報ライブラリー内の市民サロンで展覧会を予定。なかなか面白いアートファイルができましたよ。

京都

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上京区西陣。町家ギャラリー四代目「伊助」。
今回は二人展と相成りました。一昨年イタリア・ルッカの三人展でもご一緒した、彫刻家・神林學氏とのコラボです。ギャラリー12周年企画ということで、テーマは「それぞれの十二」。2008,11/21(金)〜11/27(木)京都市上京区元誓願寺通り浄福寺西入革堂町447/TEL075-451-5303(京都駅より、市バス「千本今出川」6・8・10・46・50・201・206)。初日11/21は東寺「弘法市」も開催予定。

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温暖化によってコシヒカリの産地は近い将来北海道あたりになるやも…と危惧される昨今、標高九百米あたりのここ浅間山麓の田んぼでも今年は例年になく稲穂が重い。というわけで朝から義父一家に合流し稲刈り作業。メタボが気になる女性陣はハゼカケダイエットと称し脂肪を燃焼しつつ作業に励む。僕はもっぱら2段目担当。背が高いのでそれなりに役にはたったらしい。いずれ義弟とこの田を受け継いで米作りをしてみるのもいいかと秘かな気持ちもないではないが、”八十八”の手間って、やっぱたいへんなんだろな。でも田園風景は残したいからおいおいまじめに考えてみよう。

健康診断

毎年受けている健康診断で事前に書き込む問診票で気づくことあり。やけにメンタル関連の質問が多くなってやしないか。「仕事でストレスはありますか?」から始まり、ついには「生き甲斐はありますか?」まで…。もちろん“病は気から”。最近は心療内科に通う人も急増中であるわけだから、さもありなん。でもさ、いつしか指導してくれる保健婦のおネエさまがたはすでに皆自分より年下となり、こんなとことで「最近アイディアがでなくてサー、行き詰まってんのヨ制作…」なんてヤクザな職業のオッサンの人生相談聞かされたって困るっしょ。なので僕は彼女らの仕事のストレス軽減に寄与すべく、メンタル的にはノープロブレムなウソの回答を重ねておきました。おかげで早く終わってよかったよかった。