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アートに泊まれる?

もう一つアートプロジェクト。設計室「空」代表/建築家・縣孝二氏による“アートに泊まろうプロジェクト”が信州の奥座敷・志賀高原HOTEL  JAPAN  志賀を舞台に進行中。70年代あたりに建てられたであろう老朽化した棟を1フロアづつ順次アート化していく計画。2月中旬までに素案を上げる予定だったが、結局pdfデータを送信したのは今月に入ってから。12名の参加作家のうち宿題未提出の最後の3人組の一人だったそうだ。かなりタイトな予算の中での計画なのでプロデューサーの縣氏、仕事とはいえ作家とクライアントとの間に入って孤軍奮闘の様子。僕らの手がけている境内アートもそうだが、TOPOSも本件もいわゆるミュージアムやギャラリーという“ハコ”を持たない企画者が“場”の持つチカラに添いながら、または引き出しながらマネージメントも含めて組み立てていく社会的にリアルな取り組みとなることを大いに期待したい。またそういった思考(試行・志向)を持ちながら創れるクリエイターがどんどん増えていってほしいとも思う。さて、参加者全員に各作家全てのプランを送る便に間に合わなかったので、さりげなくココで公開しておく。いろいろ迷ったが結局やっぱり当初案通り「双六ルーム」になるかも。今後予算折衝になるのでどこまで実現するかは未定だが…。明日からは劇団研究所ワークショップのためしばらく上京。

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