Kyoto report 2
- By jin
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- On 1 12月 | '2008
庭、京都。仏、奈良と言い伝えられて(個人的に)おります通り、やはりちがいますね、都の庭は。私のように野趣溢れ過ぎでしょっていう活火山山麓に暮らしていますと、落葉なんかもう風情を通り越して日々格闘です。写真のように、こうして惜しまず手を入れて掃き清められ、苔に木立の影が映り込む姿などどうですか。ずいぶんジジくさい話ですが思春期の頃からいずれ叶うものならこのような庭園に囲まれた庵に住まうことを望みとしておりましたが、都にはそれを実現した方がいらしたんですね。かの銀幕のスター(言い方が古いナー)大河内伝次郎。丹下左膳のアタリ役のひとです。”寺・仏像”というキーワードから外れてたんで今までまったくひっかからなかったんですが、嵯峨野の竹林をさまよい続けて疲れたという理由ひとつで、抹茶サービス付の拝観料1,000円に躊躇と魅惑(とにかく座れるという)が綯い交ぜになって入山を決意した次第。桂川が名勝嵐山渡月橋にかかろうとする直前あたりの北側。小倉山の東端をそのまま山荘とし30年かけて広大な回遊式庭園したてたもの。今回のマジオススメ大河内山荘。