七年一度
- By jin
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- On 9 4月 | '2010
なんでも実際に見てみないとね…ということで今回は天下の奇祭「御柱」。3日間つづく諏訪大社下社山出しの最大の見せ場「木落し」の初日。早朝4時起きして上信越+長野道を2時間ほど走り諏訪入りし、最寄りの駐車場から徒歩2kmほどで木落坂へ。スキーのジャンプ台同程度の斜度を30mほど重量8〜10tほどのもみの木の大木を3日間計8本を落としていく。その一瞬を見極めようと数万人収容のサッカースタジアムを思わせるような観客が固唾をのんで見守る。だがただでは落とさない。特に初日1本目ということもあってか、大木が坂の先端数メートルせり出したところでロック風の音楽が大音響で鳴り響き大旗が振られる(マジでサッカースタジアムっぽい)。つづいて御柱ソングの演歌歌謡ショー。てな感じで盛り上げ、ためてためて、最後はやはりあの独特な木遣り。現場は一気に神聖な雰囲気に変わる。7年に1度、今や落ちんとする柱を後ろでささえる追い掛け綱を斧で立ち切れば、僅か10秒ほどで終わってしまうその神事を、地元衆はたっぷり楽しみたいようだ。写真は同行してもらった大井川カメラマンがpoliceの徹底した排除活動(観客の安全を確保するためなんですけどね)のアミを微妙に(足半歩程度ですけどね)くぐって必死に撮影したものです。