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遺跡の街

今回ほぼ20年ぶりくらいに訪れてみて気がついたが、マジで奈良は遺跡の街。世界遺産として登録されている古都奈良の文化財に含まれる薬師寺東塔・唐招提寺金堂・正倉院…等はまさに平城京の時代の現存する木造建築群。同じ古都でも、かたや人気では大きく水をあけている格好の京都は実際平安京時代の木造建築は一つも現存していない。もっと言えば京都は千年以上絶えず新しくあり続けたアミューズメントパークみたいな不思議な街ってことなんだろう。一方奈良は平安遷都以後完全に打ち捨てられたことが幸いし、都市としては荒廃したがお陰で遺跡がそのまま残ったというわけ。しばらく京都フリークは返上し、今後は遺跡の街「奈良」をせめてみよう。何より見るべき仏像が豊富だし。写真は中坊のころから大好きな四天王像を安置する東大寺戒壇堂+広目天(筆と巻物を持ってる人)さんからインスパイアされて制作したポスター。
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