立礼台
- By jin
- In art
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- On 13 2月 | '2011
立礼(りゅうれい)は茶の湯で、点茶盤と称するテーブルに風炉釜・水指を置き、椅子に腰掛けて行う点前のこと。そのテーブルに絵を依頼されたのだが、2/20赤坂のホテルでの茶席に使用するという事で制作期間に限界があり構想の半分ほどで週明けに一旦納品する事とする。漆の板面に直描きという未経験の作業のため、定着・地塗り等試作を並行しながら試行錯誤(でも失敗は許されない)しながら作業を進めた。昨年末に依頼されてから実際に制作に入れたのは1月後半だったか…。今年は“描こう”と思っていたのでよいきっかけにはなったがもう少し余裕をもって取り組みたかった。今年後半にも再度預かり残りの構想を仕上げたいと思っている。
yokoiijima
2011年2月13日 at 9:22 PM |
素晴らしいです。ちなみに絵の具は何を使っているのですか?
jin
2011年2月15日 at 12:40 AM |
絵の具は普通のアクリル系ガッシュです。和色シリーズで通常のよりも少しキメが粗い感じでちょっとだけ岩絵の具っぽいかも(ほんの気持ちですが)。地が濃いのでまず白地を絵柄部分だけ作っていくのが難儀(フォトショの写真切り抜きみたいで)な上に、下地がつるつるで吸水性がないのでかなり描きづらかったですね。陶磁器の絵付けに比べたら板面が平らなの唯一描き易かった点です。
小山利枝子
2011年2月18日 at 11:48 AM |
ご無沙汰です!体調はもう良いのですか?
ブログ新しくなってんですね。かなりいい感じです
力強く刺激になります。
こちらは三月の個展にむけ、いつもの難産中です
今年もお互いがんばっていきましょ〜
jin
2011年2月18日 at 11:58 PM |
カラダの方はもうダマシダマシって感じです。なんか効きそうなヨガのポーズあったらまた教えてください。三月個展との事、楽しみです。またご連絡下さい。
yokoiijima
2011年2月18日 at 9:28 PM |
白地絵柄作っていくとこ、職人技ですね。
漆の板面ってぞくっとこなかったですか?
最近、絵の下地作っていると、ゾクゾクきます。このまま真っ白けでゾクゾクのほうが良いかなぁとか。
jin
2011年2月19日 at 12:03 AM |
漆の面はゾクっていうかプレッシャーです。下地の件、ブログみました。そちらこそなんか職人ぽくて面白そうですね。膠とか使うのって色絵の仕事ではあるんですが平面ではやったことないので興味ありです。どんな仕上がりになるのか楽しみですね。