現世曼荼羅
- By jin
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- On 17 11月 | '2012
ってどんなかなー…ってなんとなく数日前のコメントにひっかかってたんだけど、それってどうもイメージがカオスな方向についいってしまう僕。なんか愛憎人間相関図…みたいな?そう言うの想像してしまうってやっぱ我ながら俗っぽいっていうか修行が足らんていうかなのね。そこいくとProduced by 空海さんの両界曼荼羅などはホント整理されていて美しい。現世でもそんな美しい曼荼羅世界を生きられたらすごいんだろうけど、でもそれってそもそも生きてるってことなんかいな…とも思う。いいじゃないの、不浄、不道徳おおいにけっこう!そして「睡蓮の如き純情」はそんななかにこそあんですよ…きっと。
て、それはさておき。友人の町田哲也 Tetsuya MACHIDA Solo Exhibition-君はピノッキオと芳一の足音を聴く-のBAR / sound & visual event at FLAT FILEへ。ヤツとは13才のころから善光寺に油絵の道具とキャンバスを携えて写生にいったり国宝の池の亀を勝手につかまえては怒られたりした仲なのだ(よくわからんでしょ)。以来お互いヤクザな稼業に勤しみつつイヤというほど長い付き合いになるが今もって彼のテキストのコンテンツは全く意味不明で理解しがたい…のでほとんど読まないことにしてる…が、実はタイトルネーミングだけはけっこう(たまに?)感心している。あの風貌からよくあんな詩人のような感性が…と。ま、意味不明なことにはかわりはないし、僕もまちがっても「コレどういう意味?」なんて聞いたりもしない。ただタイトルくらいの文字量なら読める…ということなのかもので、もしかしたらだけど本文もちゃんと読んだら、ほんともしかしたらだけどけっこう泣かせるようなポエムが秘められているのかもね。いづれにしても意味不明な文章を理解できない読み手の自分の側に、ある種の非があるのではなかろうかという強迫観念を抱かせてしまうような不条理を押し通す妙なチカラ(なんの役に立つのかはわからんが)があるのは認めようか。…とかいろいろ言い放ちつつ、実は当サイトも彼が作ってくれてるのだ。ということでマチダくん、いつもありがとう!(写真は2F・映像とインスタレーション作品)