Jin Nakamura log

空と海

空と海…って、すごい名前だなといつも思う。結局「空海の風景」下巻は見当たらなかったので図書館で借りた。上巻は文庫本だったので、上製本四六判がこんなに文字が大きく読みやすいものかと感心しきり。さて空海という天才…司馬ちゃん言うところの希代の「人類的存在」。その姿を文字で追うにつけ、”天才” とは単にそれぞれの分野の秀でた能力というよりは、常軌を逸した”努力”を平然とやってのけるチカラだと改めて感ずる。マイブーム”空と海”はしばらく治まる気配無し。次回貸し出し予定は「沙門空海唐の国にて鬼と宴す」全4巻/夢枕獏・著。入唐後、かの大陸の地を舞台にした壮大なお話と思われるが、周到な考察に基づく「…風景」読破後なので予習は万全かと。

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