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仕事場

米林雄一展〜宇宙につながる彫刻」(2011,9/23〜10/11おぶせミュージアム・中島千波館)取材のため小布施町にあるアトリエへ。だいぶ以前になるが「境内アート」で一度だけ制作した冊子メディア「藝祭縁起」でも作り手の“仕事場”に注目して編集したことを思い出す。生まれいづるブツはもちろん魅力的なのだけれど、それが生み出された環境の方に多分に興味がある。作家の脳みそといういか胃袋というか…そんなナマナマしいものをのぞいちゃうようなものだからさ。散らばっている道具や材料の破片、意味不明なメモやドローイング…それらは作家にしかわからない(もしかしたら本人にもわからない)潜在意識のカケラ…そして未消化なナニカ。作品とは別モノの魅力にあふれている。いずれまたそんな特集を組みたいものだ。*写真は小布施町にある先生のギャラリー兼アトリエにて。手術用の払い下げ照明器具や彫刻家ならではのチェーンブロック等が存在感を放つ。

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