Jin Nakamura log

The Wave

和題は「この世のすべては波動でわかる」という本と古書店で目が合う…正確には目と背(本の背表紙)が合う。「量子力学と古代の叡智のシンクロニシティ…人類は単なる物質存在ではなく、宇宙を創造する意識存在でもあった。科学と霊魂を融和したホリスティック・サイエンスへと私たちをみちびいてくれる入門書」な感じのオビ。極端なことを言うと知識的吸収はしばらくいいかなーくらいに思ってんだが、なんとなくオビに巧に散りばめられたエレメントへの好奇心と定価の1/3の価格表示が性懲りもなくあっさりお持ち帰りへと。内容的なことはともかく実際この手の趣向の本は嫌いではないのだ。例えば歴史とSF=伝奇小説とかさ、最新のモノを古い文脈で読み解くってなんかついそそられるのですよ。

本編感想とは全く関係ないんだけど、購入後この本のことをなんとなくネットで調べてたら、これを読んだ警備員をしてるという人のブログに、道路脇の看板と共に長時間立ったままずっとなんたらを瞑想してた…ってあってさ、ビシっとした制服のオジサンの職務中のその姿を想像してそれが妙にハマった(笑)。明日から警備員さんとかみかけたら瞑想してないかチェックしていまいそう…実際なんでもないようなフツーの人のなかになんかスゴイ能力のひとってかくれているのかもねぇ〜。

…波動って結局東洋的にいうと気のことでしょう?

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