早春の句会・転送
- By jin
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- On 27 3月 | '2012
「銀座猫春陽(はるひ)想ってあおぐ空」
後で考えてみたらこのシーンの画像写真、自分のブログで公開してました。今流行のフォト俳句みたいなもんです。もうほんとそのまんまです。
「高みから低きへ流る水の春」
雪でも氷でも水は水。冬の寒さの中、いままでかたくなにアスファルトの道にとどまっていた薄白いモノたちが、あたたかくなって浅間山麓の南向きのゆるやかな斜面をただただ重力にそって自分の足もとを、陽射しにキラキラと反射しながら流れ出す様を歩きながら見つめていたら、それが水の春なんだなと思いました。
「春雪と新幹線上のLet it be」
今年東京は4度の本格的な降雪があったとのこと。その内の1日の風景です。そんなこと初めてでしたがその日軽井沢から関東平野に出て結局東京駅まで新幹線の車窓からの風景が一度も途切れることなく白い世界。自分の中でちょっとだけ複雑な想いをもっての上京で、高速で移動する窓の外の白い風景をみながらiPodのイヤフォンから聴こえていたのがLet it be。「あるがままに…」そう言われたような気がして…さ。
ふと思いましたが、あまり解説したくない句ってのもありますねぇ…読んでくれる人は欲求不満でしょうけど。