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Posts in the 境内アート category

仲春の句会

今回は、

曖昧なうた口ずさみ春の風

春の陽になめてみたいの赤子尻

広報機人捜しをり春の泥

 

でした〜。

 

今週末、いよいよ境内アートです。10周年です!おでかけください。

祝・10周年!

今年のフライヤーはこんな感じ。芸風とはいえ相変わらず我ながらなんでこうなるんだろうと。色即是空…てこんなかな。色は空、空は色。だからといって「空」は決して虚無ではない。こうやってあらためて描きだしてみると、ここまでやってこられた一つひとつになんか“ご縁”を感じるわけですよ…あ、だから縁日なんだ…。お寺の庫裏の一室で住職+現事務局の木下氏+僕の3人の10年前の会話「10年はガマンしてやりましょう。」10回の縁起の積み重ねがこの絵柄(ちなみにテーマは山車)なのかも。祝・10周年「境内アート小布施×苗市」今年も参加者200名を優に越えます。是非おでかけください!

で、明日から僕は劇団風の子国際児童演劇研究所の授業(ワークショップ)のため上京。

balance

越ちひろ展に。

どうだった?なんて聞いてはいけない。

「まあ…よかったよ…」なんて言うしかないではないか。

そんなことより、そこに彼女のタマシイの全てがあるのならそれでよいのだよ。

僕の感想などどうでもいいから自分で行って確かめてごらん。

+

共時性ということがある。シンクロニシティーとも言うな。昨日漠然とバランスのことを考えていた。自分で言うのもなんだが結構バランスのとれた人間だと思ってる。そしてそれは凡庸を意味するものなのかと、もっと破綻したほうがいいんじゃないかと…など思わなくもない…が、まてよ。それってなんか中間地点に立ってるって意味ではないなと気づくのだ。

「2」という数字が好きなんだよ、たぶん昔から。二つのモノを内在させることが我が身のバランス。欲張りなんだなきっと。昨日のブログを何げなく書いた後、気になってたんだが両性具有はヒトとして生物学的には無理にしろ、モノを生み出す者として、そしてその覚悟として性的両面性は必要なのかもねと。そうは言ってもたとえば髭ヅラの母性なんてもキモチわりぃからほどほどにしとっけどさ。ま、要は心意気の問題ですよ。

+で、共時性ということがある。

明恵は夢の中で得た「二つの柑子」。それは華厳と真言、母性と父性、仏眼と釈迦、心と体、合理と非合理…コスモロジーとイデオロギーってのもあったけ。それらの二元的対立の中で心身を鍛えたと。…今日めくった「明恵 夢を生きる」の数ページより。

+シンクロニシティーとも言うな…

「両面を持って存在すること。女性的であり、男性的。強くて弱い。暴力的で、狂気に満ちていて、優しく、儚く確かな存在。華やかでダークで、生であり死であること…」今日の越ちひろ展、リーフレットに記されていた彼女の想い。

…まったくどいつもこいつも欲張りなヤツらばかりだ…(もちろん自分もね)

10月、ART PROJECT 沙庭+梅田版画工房 協動企画  Lithograph 5 artists 2013で彼女の作品に出会えます(2014にはsolo exhibitionをオファー)。その前に4月20/21日、境内アートにてライブペイントも。ほとばしる絵の具の飛沫など浴びにいかが。

で、やっぱりその前に行っておいで…17日まで。

とはいっても実はもう少し前に積雪はあったようだ。あくまでも僕が目視確認したのは今日ということ。でも南斜面だからすぐにとけちゃうんだけどね。明日は美場テラソ「紙に油絵!?」(講師:いいじまようこ)今年度最終講座です(ほぼ定員となってます…2〜3人なら当時参加OKかも)。信濃追分文化磁場「油や」も明日・明後日10/3(土)+4(日)がやはり今年度最終営業日となります。こちらもお見逃し無く!油やの紅葉は散り際の風情も含めて今が見頃。というわけで僕は土曜は小布施、日曜は軽井沢ナリ。

+

最新情報:境内アートサイトリニューアルです→keidai-art.com

2events

まずは油やプロジェクト秋のメイン企画「第3回ホンモノ市」(10/7+8)のポスター、本日JR長野新幹線軽井沢駅構内に掲示されたとのことです。JRさんとは来期油やプロジェクトと提携旅プランを企画予定ですのでご期待ください。

さて、進行中は油やさんだけではないのです。忘れちゃいけない境内アート。11/11募集開始に向け本日まちとしょテラソ(小布施町)にて企画会議。なにせ来年は10周年ですからね、感慨もひとしおです。参加作家20人に電話かけまくって始めたローカルアートフェア。住職にどんなに当初お客さんが来なくても3年でやめるのだけはヤメテね、ガマンして10年は続けてね…てお願いして、ほんとに来年で10年ですよ。生まれた子供は小学校3年生ですよ。小学校3年生の子は成人式ですよ!、四十のオッサンは五十ですよ!!!…そこ見た目はあまりわからんかもだけど結構きついのよいろいろ。

ま、とにかくめでたいことです。公私ともにいろいろな節目となりそうですがとりあえず10年目、やりきってみたいところです。

Tokyo 2days

2012年2月13日 – 第9回「日本のクラフト・東北のクラフト」展参加(日時:2012年2月29日(水)~3月5日(月). 10:00~21 :00(最終日は16:00まで). 場所:まちづくりセンター. 主催:はこだて工芸舎)北海道での企画展参加は初めてかも。荷物ちゃんと届いたかな…大雪で大変らしい。雪と言えば明日都内も積雪だとか、なんか前回もそうだった…。ということで明日から境内アート選抜展のため上京。3/1、5:00からオープニングパーティー。おでかけください。

境内アート選抜展

えすぱす ミラボオ 2012,3/1 thu. 3/10 sat. open 11:30   19:00(最終日17:00)

*3/1,17:00よりオープニングパーティーを開催致します。

信州の奥座敷・小布施町は晩年の葛飾北斎がはるばる江戸から通い、数々の銘品を残した街として知られています。その小布施町の古刹「 陽光山 玄照寺」にて半世紀続く縁日「苗市」に呼応し、2004年に産声をあげたアートの祝祭「境内アート小布施×苗市」。さまざまなジャンルのクリエィターたちが祈りの時を重ねて四世紀あまりを経た禅寺境の時空間に挑みます。今年度参加予定の作家選抜展を開催いたします。春まだ遠い北信濃のアート空間に思いを馳せながらご高覧ください。
【参加作家】縣孝二・甘利日左子・荒木紀子・岡本直子・越ちひろ神林學・幻燈・近藤峯子・佐藤郷子たかはしびわナカムラジン二ノ宮裕子・宮沢志帆・宮多一尾・mog・森千香子山浦基恵子山口洋史

境内アート2012

当サイトでの告知を正式にしてなかったですが、12/1より境内アート2012(4月21日/sat・22日/sun◎長野県小布施町)の募集が開始されています。今回も先着順となっておりますので早めのお申し込みを!今回は昨年好評だった境内剣道場を壁面を活用できるかたちで16ブースご用意いたします。平面作品を壁面展示されたい方などぜひご利用ください。禅寺境内で当初20名のアーティストで始めたフェアも会を重ねて9回目、現在毎年150名近い作家のみなさまのご参加をいただいております。来春4月、北信濃桜満開の頃、どのようなアーティスト・作品に出合えるか今から楽しみです。もちろん今回も来場者・作家の皆さんの投票による「境内アート選抜展」(おぶせミュージアム)も開催いたします。お楽しみに!*ステージパフォーマンスやおいしいお食事やカフェなどでのご参加も大歓迎です。*まちとしょテラソ企画「一箱古本市」+参道での骨董市も同時開催。

応募要項

毎年四月恒例の「境内アート」(2012,4/21+22)、近々募集が始まります(現在要項制作中)。本来なら11月11日募集開始なのですが、今年はギリギリまで企画内容の検討が続き多少遅れる見通しです。関係各位にはご迷惑をおかけしますが、これも手づくりのイベントながら少しでも良い発表の場を作れればとの実行委員会スタッフ一同の想いの現れと、ご容赦くださいませ。とはいっても11月末には要項発送が完了するものと思われます。あわせてサイト応募も解禁となりますのでそちらもご利用下さい。いずれにしましても詳細がわかり次第告知いたします。