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もひとつ展覧会のお知らせ。

歌川国芳トリビュート展in猫町
2012年1月19日(木)〜1月29日(日)*1/23〜25休廊
近年、「奇想の絵師」として特に評価が高まっているのが歌川國芳。国芳は無類の猫好きでした。国芳を愛するアーティストたちが国芳にちなんだ作品を展示。国芳一門猫づくし「浮世猫大画報」も販売。出展作家:小澤康麿元祖ふとねこ堂、なかむらじん、松本浩子
やはりヒルズの国芳展は一応おさえておきましょうかね。

やねせんreport3

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霊園を突っ切る桜並木に囲まれたメインストリートを中央付近まで来た辺り、左手に五重塔跡地とある。ちょっとした広場になってるので花見のベストスポットか。そのまままっすぐ芸大方面へ進んでもいいのだが、面白そうな路地の匂いを嗅ぎ分けながら、なぜか墓地の中にある交番の角を右に折れてみよう。この日は突き当たりを右に曲がってみる。正解! ちょっと歩くと右手の空き地で何かやってる。あとでわかったが空き地は”貸し原っぱ”で「音地祭り」と称して、小さな古本市のような事だったようだ。同時多発的に界隈で「一坪古本市」が開催されているらしい。ここでは他に手作りのパンやら、店主のいない骨董屋やら、そもそもナニ屋かわからぬものまで、小さなスペースながら充実した出店ぶりであった。なにより”貸し原っぱ”というのがいい。”貸しギャラリー”は聞いた事はあるが…。そっか、別に屋根なくてもいいんだ…と妙に腑に落ちて納得。
写真は、ナニ屋かわからぬ系のおネエさんから購入した、ケシゴムハンコ「おんなずもう」。自作の”紙相撲”セットを風に飛ばされぬようセロテープで止めてセッティングしてある傍らで、地味にケシゴム彫ってる姿に惹かれた。実は「ポン豆ヤ」という屋号もちゃんとある。来年の境内アートに誘ってみた、来てくれるといいな。も一つ古本屋のおっちゃんから、つげ義春「旅日記」千円を五百円に値切って購入。年代モノの文庫本でカラーページを含む図版ページが多く、ちょっとエッチな夢日記もなかなか良し。

やねせんreport2

JR日暮里駅東口改札を出てから左に曲がって直接谷中銀座に…というルートもなくはないが、おすすめはやはり南口から。改札を出て左に曲がって突き当たり、ちゃんと周辺マップサインが設置されているのでまずは現在位置の確認から。脇の緩やかな石段を上るとすぐ左に「SUZUKI RYOKAN」の英文字。昨今外国人の需要が多いこの地域。2名1室だとお一人さま3,500円也。ヘタなビジネスホテルよりかなりお安い料金設定。目の前墓地だし、何かワケ有りかしらと思いつつも、ちょっと利用してみたいかも。何しろ駅から徒歩1分は魅力。
界隈は墓石店が兼業で営む花屋なども立ち並び路地の風景としては申し分無し。突き当たりを左に曲がると天王寺の入口。今月の寺の行事が書き込まれた看板、「仏像彫刻会」が気になる。
さて、そのまま道なりに進めば広大な谷中霊園中央通り。(ここまでついてこれてますか?既に迷った人はGoogleマップ「日暮里駅 南口」で検索してみて)